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■【PickUPニュース】
CDPについてつらつらと
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Top Customer Data Platform Trends for 2021
今回取り上げるのは「Customer Data Platform(顧客データ基盤。以下「CDP」)」に関して。ここ数年CDPはホットなテーマでした。自社内にある様々なデータを1箇所にまとめて集計・分析出来る環境を作り、そこからに更に接客施策(ポップアップ・メール等)につなげて顧客体験を最適化する。
話を聞くだけだと素晴らしい取組に思えますが、なかなか実現するのは大変そうですよね。上記を実現するためには、どのようなプロセスが必要なのか。
弊社も上記のような案件に携わっているということもあり、自分の整理がてらまとめてみました。読者の皆さんにも参考になる部分あると思うので、共有いたしますね。
1)まず何のためにCDP環境を構築するのか決めます。
最上段のゴールは「データを活用して顧客体験(カスタマージャーニー)を最適化。その結果、自社の売上を伸ばす」という形になりますが、
これを自社の状況や製品、サービス種別(SaaS型・対面型)などによってより具体化していきます。
CDPがあくまでプラットフォームなので、それだけを作ってもビジネスには貢献しません。それを活用するための具体的な方策もここで整理をしておく必要があります。
例えば
「接客ツールとデータ連携してユーザーの閲覧行動にあわせて最適なコンテンツを表示する」
「サイトのFAQやサポート内容に応じて適切な資料の案内を自動で送る」
「ログイン頻度が減った人にアンケートや案内のメールを送りチャーン率(契約解除率)を下げる」
「ウェブサイトとメールの反応に基づいてスコアリングを行い、営業がコンタクトするべき優先順位を自動でつける」
といった具合です。
活用がイメージできないと予算も下りませんし、効果の予測や見立ても出来ません。
気をつけないといけないのは、システム有りきではなく目的有りきから始めることです。CDPや接客ツールを利用しなくても、オンライン・オフライン上でマーケティング活動はいくらでも出来ます。このような仕組みを構築しないといけない理由(大きな工数削減・精度アップ等)を明確にしましょう。
特に上層部の理解が無いと絶対に進まないので、ここに数ヶ月かけることもあるでしょう。まだ時期尚早ということであれば、データ基盤を作る前に、今のデータを活用して出来る改善活動を進めていきましょう。
そうすると、いろいろな不都合や不便が見えてくるかと思いますのでその時がCDP構築を検討するタイミングとなります。
2)さて進めることになったら、まず必要なのが自社が保持しているデータを把握します。代表的なものは以下の辺りでしょうか。
・自社データ
顧客の商談に関する情報
顧客の契約に関する情報
顧客のサポートに関する情報
(中略)
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Q:毎回他の日本のメディアではみられない情報が得られてありがたいです。
海外からの情報ともなるとそもそも膨大なメディアの数があるかと思うのですが、どれくらいの範囲をどのようなフィルタリングで選んでいるのか気になりました。
A:メールマガジン作成の手順をお伝えすることでお答えいたしますね!
情報収集はInoreaderというRSSリーダーを利用しています。
国内外含め定期的に追っているのは80サイト(国外50サイト・国内30サイト)くらいです。更新頻度が高すぎるものは逆に登録していません。どんどん溜まってしまうので。
(後略)
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