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株式会社HAPPY ANALYTICS 公式サイトよりお読みください。
CDP(カスタマーデータプラットフォーム)についてまとめたユニークな一冊「ユーザー起点マーケティング実践ガイド」がマイナビ出版より2021年2月22日(覚えやすいですね)発売されます。こちらの本を監修させていただきましたので、紹介いたします!
なぜCDP本なのか?
CDPの書籍は日本では非常に珍しいかと思います(広告のためのデータプラットフォーム(DMP)の書籍は何冊かございます)。ユーザーの利用行動が多様化し、ウェブサイトだけの分析では得られる情報はごくわずか。
そのため社内外で保持しているデータを活用し、ユーザーの行動や態度変容を理解することは非常に大切です。またその一方でデータプライバシーの重要性も増しています。このバランスを取りながら、データを整理・収集・加工・分析・活用していくことは重要ではありながらも、とても大変です。
そのため、なかなか取り組みたいと思っていても、どう進めていけばよいかわからない…という企業も増えてきているのではないでしょうか。そこで本書では、CDPを実現させるための基本的な考え方から具体的な手法や事例までをまとめたのものとなります。
著者陣は、会社の事業としてCDP構築や分析、コンサルを実践しているUNCOVER TRUTHのメンバーになります。私自身もChief Analytics Officerとして2015年よりお世話になっております。またデジタルマーケティング業界において大活躍されている藤原さんや野口さんも監修者として貢献いただいております!
それでは、どんな内容に仕上がったのか。紹介いたしますね。
本書の中身
目次
1章 ユーザー起点マーケティングの概要
2章 CDPの基本理解
3章 データ活用基盤の構築フロー
4章 データ活用による状態把握・可視化
5章 顧客育成方法
6章 データ活用の効率化
7章 AIを活用した顧客行動予測
8章 業種別にみる導入事例
8-1 流通
8-2 飲食
8-3 金融
8-4 エンターテインメント
上記のような構成となっております。
1章はCDPを活用する目的である「ユーザー起点マーケティングとは?」についての解説です。ユーザー手動の世の中でどう企業はユーザーと向き合うべきなのか、そのためにどうCDPが活用出来るのかを解説しています。また3つのビジネスモデル(リテールモデル・メーカーモデル・対面営業型モデル)での活用シーンを紹介。そしてCDP構築の型についての紹介。
2章からはCDPの具体的な内容になってきます。CDPの主な機能や利用用途、主要ツールの紹介。構築前のデータ整理やとても大切な、IDの一意化についても詳しく触れています。
3章は理解が進んだところで構築の具体的な流れについて触れていきます。データ取り込み方法やデータの精査、データレイク・データウェアハウス・データマートに関しての説明を中心に内容が理解出来る章となっています。
4章はデータマートが出来た後の、状況把握と可視化というフェーズの章です。データを分類しながら、顧客状況を把握するための具体的な考え方や、顧客セグメント・ダッシュボード作りについても触れています。
5章は顧客育成ということで、CDPに限らず「顧客」という観点で施策を考えるための分析方法や顧客状態ごとに応じたCDPの活用事例を紹介しています。どのような施策が有効なのかをわかりやすくまとめています。
6章はデータ活用の効率化という内容で、5つの効率化事例を紹介しています(例:営業活動効率化)
7章はマーケティングにおけるAI活用ということで、CDPとAIを組み合わせた「顧客行動予測」という難しそうなテーマです。しかしわかりやすく説明されており、Google AutoML Tablesという機械学習モデルの構築を実現できるサービスでの設定例も用意されております。
そして最後に8章はCDPを導入されている企業様の活用事例を「中の人」に語っていただいております(4社あわせて50ページ以上)。皆さんが必ず知っているであろう4社の事例は参考になこと間違い有りません!
というわけで2月22日発売です!
そんなわけで、世にも珍しいCDP本が発売となります。CDPに興味がある方、検討されている方、実践されている方、提供されようとしている方、それぞれに役立つ一冊となっておりますので、よろしければぜひ。
ちなみに明日配信の私のメルマガでもCDPにふれる予定です(宣伝)
初月無料ですー