10,000はてなブックマーク数を超えました
「リアルアクセス解析」のはてなブックマーク数が累計10,000を超えました。ブログを始めてから約3年半での達成です。いつも読んでいただいている皆様、はてなブックマークしてくれた皆様、そして、今日初めてこのブログを見てくれた皆様、本当にありがとうございます!
flickr: Marco_Traverso
本エントリーで書きたい内容
現在の自分があるのは間違いなくこのブログのおかげです。ここ2年半で起きたことは「はてなブックマーク数=アクセス数」が増えなければ、起こり得なかったことばかりです。そこで、はてなブックマーク数が増えた事によって、起きた事や私が感じてたことを時系列で紹介します。記事の最後には、自分の中で見つけた新しいKPI そして このブログの立ち位置について記しています。長文なので、お時間ある時にご覧くださいな。
最初に
ブログの「はてなブックマーク数」や「アクセス数」の増やし方を紹介する記事は沢山あります。以下はそれらの代表例です。
ブログを短期間で月間10万PVにする方法を公開します 私の17の戦略(Last Day.jp)
人気ブロガーになるための5つの方法(ホームページを作る人のネタ帳)
歴代はてなブックマーク数の第1位〜第500位までのタイトルの傾向を調べてみてわかったこと(男子ハック)
あなたにもできる1日10,000ページビューを得るための秘密(Web Design Recipes)
SEOやWeb系の記事ではてブホッテントリ入りさせる方法(パシのSEOブログ)
本当は教えたくないSEO!アクセス数が20倍になったブログタイトル32文字の法則(Chrome Life)
しかし、このようにはてなブックマーク数やアクセス数が増えるとどいう事が起きるか?という記事はほとんど見当たりませんでした。ここでいう「起きたこと」というのは単純にアクセスアップではなく、どういう出逢いや気づきがあったのかという話になります。アクセス数を増やす方法という記事が人気という事は、多くの方が「アクセス数を増やしたい」と思っている事だと認識しています。
では何故「はてなブックマーク数」や「アクセス数」を増やしたいのだろうか?という事を改めて考えてみました。大きく分けて2つの理由があるのではないでしょうか。
一つは「お金を儲けたい」という実利的な目的。アクセス数が増えればアフィリエイトやアドセンスのクリック数も増えるし、バナー広告を出したりという事でアクセス数を武器にお金を増やすことができます。
もう一つ理由があるとしたら、それは「名声」。言い換えれば「自分の主張や情報をより多くの人に届けることで、満足感 あるいは 承認欲求を満たす」ということでしょう。こちらのタイプは金儲けに興味がありません。アフィリエイトも貼らずに情報を惜しみなく出している人たちは、個人的な思いで書いている人が多いのではないでしょうか。私もこちらの側に属します。では、そういった考え方の人には、はてなブックマーク数が増えることでどういう
影響があり、意味を持つのかを紹介していきます。
ちなみにアクセス数の推移はこんな感じです。現在は25,000PV/月 というはてなブックマーク数の数や順位と比較すると割とアクセス数が低いブログなのではと認識しています。書いている内容が「アクセス解析」に特化しているという事もあるでしょう。
「リアルアクセス解析」の3年版の歴史を振り返る
【2008年8月】開始から15日後のホットエントリー
開設当初ははてなブックマークに関しての知識も無く、サービス自体を利用しておりませんでした。しかしブログを開始してから15日後にある事件がおきます。それが、以下の記事です。
こちらの記事がはてなブックマークの人気エントリーしたのです。アクセス数が前日の数十倍になり、調査をしたところそれがはてなブックマークによるものだという事がわかりました。
この出来事で初めて「はてなブックマーク」の威力に気づきます。嬉しくて、スクリーンショットも撮りました(笑)。しかし、その喜び以上に大切だったのは(今になってだからこそ分かるのですが)「まだアクセス解析のブログが少ない中、アクセス解析の業務に従事している人に、このブログを認知し、読者にあってもらった」ことです。それが後ほどの「アクセス解析協議会」に繋がるのでした。
しかし、この時は純粋に多くの人に見られたことが喜びでもありましたし、それ以上に驚きでもありました。
【2008年9月】定常的に見てもらうために
せっかくアクセス解析に興味ある人に認知をしてもらえたので、8月末から数日に1回「ウェブマーケティングニュース」という事で、アクセス解析関連のニュースをピックアップして紹介していくという事を行いました。これ自身はアクセス数は稼がないのですが、読者定着の役に立ったのではないかとは思います(結果的に2ヶ月で辞めてしまいましたが)。この時にはアクセス解析の基本的な用語や考え方や運用などに関する記事が多い時期でした。自分の体験談から、ツールの活用とはちょっと違った視点を提供しようと考えました。
【2008年11月】アクセス解析ツールのレビュー開始
本ブログのメインコンテンツでもある様々な解析ツールの第一弾 昨日リリースされたアクセス解析ツール「ユーザーインサイト」を4つの視点からチェック!がはじまったのがこの月でした。ツールのレビューはウェブマーケ系のブログでもいろいろあったのですが、リリース内容を紹介するものが多く、活用した上でのレビューというのはまだ少なかったのです。
「ユーザーインサイト」のレビューは私もツールを利用せずに書いたものですが、これ以降のツールレビューは「必ずツールを利用する」「利用した時間をしっかり書く」「長文の記事を書く」「レビューだけではなく活用方法まで踏み込む」という事を意識して行いました。こちらもアクセス数やはてなブックマーク数という意味では大きく伸びなかったのですが、ツールベンダーから注目される事になり、2009年の後半からは定期的にレビュー依頼が来るような状態になりました。アクセス解析ツールベンダーの大半の方には私の存在を認知いただけるまでになりました。
【2009年02月】大きな転機
何気なく書いたした1つの記事が、自分の運命を変えていきます。
「アクセス解析に関する評議会、立ち上げへ」(電脳技術者覚書」より)という記事で「アクセス解析団体が発足するよ!」というのを紹介しました。「自分もこういうの必要だよな」という風に考えたいたので紹介いたしました。これが評議会のメンバーに伝わりお声がけいただくことになりました。この記事が無ければ、今の講演や執筆活動は無かったでしょう。5分で書いた記事が、自分の運命を変えていくというのは面白いものです。
会員2,000人を越える(2012年2月現在)「アクセス解析イニシアチブ」。私も引き続き関わっております。
そして、ここでの出会いがきっかけで講演やMarkzineでの執筆など、オフラインでの活動が機会が増えていくのでした。
【2009年05月】2度目のホットエントリー
この頃はツールのレビューや分析方法などを取り上げていましたが、100はてなブックマークを越える記事はありませんでした。といっても、特にそれを気にしてはおりませんでした。いろいろな内容を模索しながら楽しく書いていました。しかし、こちらも何気なく書いた以下の記事が、ホットエントリーに繋がるのでした。
アクセス解析だけでは分からない、サイト上でのユーザー動向を追うツール8+2種
この2度目の記事は自分に大きなヒントを与えてくれることになります。その事実は以下の2つです。
1)「アクセス解析」だけだとホットエントリーにはつながりにくい。なので「アクセス解析」ほど敷居が高くなく、ニーズが高い周辺の題材にニーズがある
2)「まとめ記事」はやはりホットエントリーになりやすい
ということです。
この気づきは今後の自分を、苦しめることになるのでした。
【2009年06月〜12月】執筆、連載、そして初のセミナー参加
結果的にもう一段認知が上がり、アクセス数も前年比2倍になりました。「アクセス解析」の日本語のブログはこの頃は(定期的に更新されているものに限ると)10サイトくらいだったかと思います*1。そういった事実 と アクセス解析イニシアチブなどを通じて、アクセス解析のニーズがより一層高まってきたと感じたのがこの時期です。その流れに乗るように、「書籍の執筆依頼」「Markezineでの連載」「初めての講演(というか座談会のパネリスト)」という新しい体験のウェーブが押しよせてきました。
書籍依頼のメールをいただいたときは本当に嬉しかったです。というのも私は小さい頃から「自分の名前を小さくても良いから歴史に残したい」という思いを強く持っています。そのためにいろいろな活動やイベントをやってきました。詳細は省きますが、2004年〜2007年くらいにかけて「朝日新聞」や「Wikipedia」や「会社のプレスリリース」などで自分の存在が(本名は出ていないものの)残るような事を行って来ました。承認欲求が、人一倍多いようです。でもそれはあくまでも「ネット上での人物」あるいは「匿名」でした。それが「実名」で残る。電子書籍の時代に少しづつシフトしてきていますが、「誰でも書ける場」ではなく、「(それが良いか悪いかはさておき)選ばれた人しかそもそも機会を得られない場」で自分の名前が残せるという思いは格別でした。
この書籍「ウェブ分析論」はおかげさまで、第三版目のタイミングで3月16日に改訂版が出ることになりました!アクセス解析を網羅的に学べる内容ですので、ぜひお手にとってください(宣伝乙!)
入門 ウェブ分析論 ―― アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識 増補改訂版
- 作者: 小川卓
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/03/22
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
さて、話を戻しましょう。この時期から平日の夜でも、ブログや執筆のために、アクセス解析を行ったり、執筆をするようになりました。新婚ほやほやだったのですが、随分そういった観点では奥さんに迷惑をかけてしまいました*2。この時期は非常に楽しく執筆を行なっていました。
【2010年1月】2連続「1,000はてブ超え」の衝撃
2009年の年末に時間があったため、しっかりと時間をかけた書いた2つの記事が、それぞれ1,000はてブを超えました。
Twitter解析ツール15種比較レビュー(1月4日)
アクセス解析を使ってサイトの課題を発見する12のステップ(1月11日)
この前年くらいから利用者が急激に増え始めたTwitter。そして、アクセス解析を行なう上でもっとも大切な「課題発見」に関する渾身の記事たちです。どちらも10時間以上かかりました。自分の努力が報われたのは嬉しく、多くの人に喜んでいただけました。
しかし、「Twitter解析ツール」の記事は流入キーワードを一気に変えてしまうという波及効果がありました。これが自分を苦しめることになります。というのも、(今もそうですが)このサイトへの上位流入キーワードが「Twitter 解析」「Twitter 分析」で独占されるようになりました。ソーシャルメディアの分析に興味が無かったわけではないのですが、本職はやはり「アクセス解析」。ちょっと違ったところでの流入が多くなってしまったのです。
そうすると答えたくなるのが人情。この時期からソーシャルメディアの記事の比率が少しづつ増え始めました。
【2010年4月】やはり受けるのはソーシャルメディア系の記事なのか
Flickr: Jen Stamps
アクセス解析ツールのレビューを沢山書いていた時期です。月に1回程度で様々なアクセス解析ツールを使い、時間をかけて形にしてきました。ベンダーにはとっても喜ばれたのですが、ニッチな内容ではあるため、はてなブックマーク数やアクセス数は大きく伸びません。そんな中、次にホットエントリーしたのは、やはりソーシャルメディア関連の記事でした。
丁度個人でも業務でも興味を持っており、書いた内容にも満足度は得られたと同時に、このブログは「アクセス解析のブログ」ではなく「ソーシャルメディア解析のブログ」なのではという風に認知され変わっていくのではという懸念が生まれ始めました。
【2010年7月】そこで始めた「5min ウェブ分析法」
Flickr: ssilberman
アクセス解析の分析手法について沢山書きたい。しかし、どうも作成時間が長くなるためなかなか筆が進まない。そこで思いついたのが「5min ウェブ分析法」です。「5分で読めて実践できる」そういったワンアイデアで一つの記事を書くというものです。これであれば、アクセス解析の様々な情報をお届け出来る!という事で非常に楽しく書いていました。こちらは思ったより続き、約1年間で20本の記事を執筆しました。
【2010年10月】オフライン活動の拡大
2010年10月に著書「ウェ分析論」が発売されました。アクセス解析イニシアチブにご協力いただき「記念講演」をさせていただく事ができました。この時期から、講演に読んでいただいたり、個人で協力いただきながら開催したりという事が増え始めました。ブログだけではなく、自分の言葉でコミュニケーションを取りながら思いを伝えていくという楽しさであったり、いろいろな資料の作成の仕方を模索したりという新しいチャレンジが生まれることになりました。これは自分に新しい刺激を与えてくれました。
その結果
2010年は4回の講演
2011年は11回の講演
2012年は16回の講演(2012年3月時点で決定しているもの)
という形でお話させていただく機会が大きく増えました。
この中には、Google・はてな・外務省といった数年前だったら想像も出来ない場所でお話や講演をさせていただきました。大学生向けの講演から、経営者向けの講演まで、このブログを書いていなかったら会うことすら出来なかった数千人以上の人とコミュニケーションを行なうことが出来ました。大勢の方に感謝をしています。
【2011年1月】集大成の記事がホットエントリーに
この年も年末に時間があったので、今までの総決算という思いも含め、以下の記事を書きました。
アクセス解析やTwitter分析など、3年間でレビューした100個のツールをまとめた『ウェブ分析ツール大全』を公開!
この記事は「自分にしか出来ない、まとめられない」だからこそ大変だけど、作り切るという思いで実現した内容です。結果、約8,000ダウンロードいただく事が出来、ここからも新しいお仕事や相談が生まれました。
多分、このドキュメントは有料にしても良かったのでしょう。例えば500円でダウンロード率が10%だったら、500×8000×10% で40万円です。奥さんにも「無料で公開していいの?」とたしなめられました。しかし、このブログを執筆するモチベーションにもなっている「より多くの人に(自分のことを)知ってもらいたい」という事を考えると、無料で公開するという事しか最初から考えていませんでした。有料にして人数を減らすことが本望では無かったのです。
【2011年4月】アトリビューションの連載をはじめる
2011年に個人的に注目したのが「アトリビューション」です。その考え方に非常に納得すると共に、自分の考えを整理するため、ブログで連載をはじめました。
「アトリビューション分析」連載 その1:アトリビューションとは?:bookmark
この頃アトリビューションについての記事はほとんどなく、attribution.jpが先駆けでした。連載を書き始めたことにより、大勢の方と、アトリビューションに関してディスカッションする機会をいただきましたし、CSS Nite でも取り組みを発表でき、2011年のベスト10セミナーにも選んでいただきました。業務でもこのトピックスに取り組んでいた事もあり、非常にタイムリーでした。
そして、ちょっとした手応えをこの時に感じたのです。「アトリビューションが話題になった一端に、自分も少しは貢献しているのでは」という気持ちです。アクセス数やはてなブックマーク数が継続的に増えていく事の大きなメリットとして、自分が何かの情報発信源の一部になれるということです。つまり、今までは「後追い」だった部分が「先駆け」というポジションに移動する可能性があるという事に気づきました。
おかげさまで、近々attribution.jpの取材記事や、寄稿した書籍の発売が控えています。ぜひご覧下さい(宣伝乙!)
【2011年5月】その一方で相変わらずソーシャル関連の記事は人気でした
アトリビューションと共に、ソーシャルメディアの分析には引き続き興味をもっていたので、記事は書き続けていました。
Twitter解析ツール15種比較レビュー(2011年版)
競合のFacebookページも簡単に分析できちゃう「All Facebook」を使ってみよう!無料
Facebook広告はクリック率が低い?広告出稿&分析してみたので、手法と結果を公開します!
しかし、アトリビューションのような「ディスカッションをすることの楽しさ」みたいなものは限定的でした。この頃から、はてなブックマーク数やアクセス数は必ずしも満足度とイコールではない事に気づき始めました。
【2011年9月】狙って「取れてしまった」ホットエントリー
自分の中での気持ちを確認し整理するため、ホットエントリーを狙う記事を一本だけ意図的に書いてみよう!という事をあえてチャレンジしました。それが以下の記事です。
ウェブサイトの課題発見のために、筆者が普段から使っている「解析系ツールボックス」の中身を紹介!
ホットエントリーを狙うために
1:まとめ記事であること
2:過去の資産から厳選したツールを紹介する(つまり、この記事のために新しい内容やレビューはほとんどしていません)
3:インパクトがあるビジュアルをメインに、文章量は少なめで、自分の過去記事へのリンクを貼る手法を使って種類数を稼ぐ
4:徹底的にタイトルにこだわる
「課題発見のために」という目的提示
「筆者が普段使っている」という事実で説得力をもたせる
「解析系ツールボックス」という今までに無い新しいフレーズの使い方
「中身を紹介!」という文章で、宝箱を開くような気持ちにさせる
という事を徹底的に意識して作成しました。タイトルが決まったときは、ホットエントリーする確信がありました。
そして、結果は以下の通り。無事にホットエントリーしてしまい、自分のブログの中では最もはてなブックマークがついた記事になるのでした。
ウェブサイトの課題発見のために、筆者が普段から使っている「解析系ツールボックス」の中身を紹介!
この時の気持ちは喜び2割・虚しさ4割・悲しみ4割でした。
大勢の人に見てもらって「嬉しい」 という気持ち
こういった記事でホットエントリーやっぱり出来ちゃうんだ。今後もこういう記事書き続ければなんとかなるんだろうなぁ。という見えてしまった事による虚しさ
そして、こんな記事を書いてしまってよかったのかという悲しみ*3
狙ってホットエントリーに入れたことで、「はてなブックマーク数」や「アクセス数」だけを、記事の評価や指針として使うのは辞めようという思いが強まりました。
【2012年3月】無事達成したので、KPIを変えます。
そして先ほど、10,000はてなブックマークを達成いたしました!ここ1カ月はヤキモキしておりました。達成したら「はてなブックマーク数」の呪縛から解放されるのではという思いと、そうなったときに次のゴールをどうするかという事をいろいろ考えていました。
そして達成した今、新しいKPIを立てることにしました。
その指標とは「はてなブックマーク数」や「アクセス数」だけではなく、オンライン・オフラインでのコミュニケーション量や内容です。つまり「あの記事良かった」とか「参考になった」とか、その内容についてディスカッションが出来たという事を大切にしていきたいと思います。
今まで書いてきた記事はどれも「大勢の人に伝えたい情報」「自分が書きたい記事」ばかりです。その思いは今後も変わることは無いでしょう。ブログでお金を稼ぐつもりもありません。そして、今後も沢山の情報を無料で提供していく事をお約束します。
もちろん今後も多くの人に見てもらったり、はてなブックマークがついたりしたら嬉しいです。
しかし、アクセス解析のブログを書いておきながら言うのはなんですが、必ずしも数値だけでで評価しなくても良いのではないでしょうか。
定性的な評価も同じくらい あるいは それ以上に重視していくべきだという事に3年半かけてたどり着きました。よかったよかった。
こんな事を書くと「数値で結果出てないやつの言い訳では」と言われてしまうかも…と思ったので、10,000はてブ達成のこのタイミングで主張してみました(笑)。
まとめに変えて…「このブログの立ち位置」
自分で言うのもなんですが、「アクセス解析」というジャンルでは、最も多く見られているブログの一つに「リアルアクセス解析」は成長しました。
何故、そうなのか。私の仮説は以下の通りです。
自分は「アクセス解析に関して最も詳しい人」ではないという事実です。私より分析をしていたり、知識が豊富だったり、実績が多かったり、経験があったり、コーディングが出来たり、周辺知識が多かったりという人が沢山いますし、すぐに数十人くらい思いつきます。APIをフル活用したり、新しいプラグインを作成したり…そういった事は私はほとんど出来ません。つまり「卓越した知識や経験」があるわけではないのです。
だけど私にあったのは、「アクセス解析に興味を持っている読者」と同じ目線を持ち、より多くの人に理解されやすい内容を書いてきたという事です。アクセス解析に精通している人から見ると、このブログは「簡単すぎる」「当たり前」かもしれません。それは「難しい内容をあえて書かない」のではなく「難しい内容が書けない」ということが最大の理由です。
「リアルアクセス解析」が私にとっての発信地です。
今後もアクセス解析の魅力を伝えながら、より使いやすい"better"なウェブに進化していくお手伝いをしていきます。
Make A Better Place
For You And For Me
-"Heal the World" Micheal Jackson