第28回・第29回 - 本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイド

社内にアクセス解析を浸透させるためのヒント(前編)【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】という内容で第28回目そして、社内にアクセス解析を浸透させるためのヒント(中編)【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】という内容で第29回目の原稿がMarkezineにアップされました。

1.アクセス解析の活用レベルを上げる必要があるかそもそも疑問
2.難しくて使い方がわからない
3.上司が必要性を理解してくれない
4.数値の信頼性が低くて判断できない
5.必要性は分かるが時間が確保できない
6.適切な人材がいない

という6つのアクセス解析が浸透しない理由に対して、どう取り組んでいくか?という事で第28回と第29回で1〜4について取り上げています。自分自身、今の会社でアクセス解析を浸透させる事がまだ出来ていないので、書いておきながら、自分も更に取り組んでいかないといけない事だと思っています。


また、こういう課題に取り組むには、まずアクセス解析ツールで計測が正しく取れているか?という確認をする必要があります。つまり、計測用のタグは全てのページに入っているか?特定の変数を取るべきところでちゃんと取れているか?URLのリライトを考慮しているか?モバイルでSSL時にセッションを繋ぐためにDoCoMoの端末識別番号を引き回しているか、などなど。正しくデータが取れているところを整備し理解した上で、実際の活用と浸透を進めることをオススメします。


正しくとれていないのに浸透してしまうのも、それはそれで問題です。手間はかかりますが、まずはここをクリアしましょう。


1月19日(火)にいよいよ最終回がアップされます。これでMarkezineでの連載は終了となります。


その他もろもろ

・今年の1本目の記事「Twitter解析ツール15種比較レビューと2本目の記事「アクセス解析を使ってサイトの課題を発見する12のステップで多くのアクセス及びはてなブックマークありがとうございました。それぞれ10,000PV超えのアクセスがありました。特に2本目の記事に関して、ここまで多くのアクセス及びはてなブックマークがあるとは想像しておりませんでした。それだけGoogleAnalyticsが浸透しきているが、「見るだけ→課題発見」というSTEPの間にまだまだ壁があるんだなぁ、と感じました。


アクセス解析イニシアチブでの取り組みをはじめ、アクセス解析を「見る」から「使う」に変えていくお手伝いが出来ればと思っています。


・衣袋さんのブログ「Insight for WebAnalytics」で、英文の記事が時々アップされています。英語圏に向けての発信というのは、自分も今年取り組みたい課題だと思っていたので、流石だなーと思いました。英語書くことは問題ないのですが、もともと誤字脱字が多いこのブログ(汗)英文になると余計にそれが増えそうなのが心配です、はい。