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アクセス解析における、集計と分析の違い

小ネタ

アクセス解析ツールを導入したけど、「ほとんど使っていない」あるいは「ページビューだけ見ている」という話を時々聞きます。昔から抱えている問題のような気はしますが、GoogleAnalyticsのここ数年での台頭により、裾野が広がったため、より多くの人がつかいこなせていない状況が発生しているのではないでしょうか。


もちろん、しっかりと使いこなしている会社&個人もいます。そういった方々はアクセス解析ツールを使ってビジネスやサイトの判断を行っています。違いはどこにあるのか?簡単にいってしまうと「集計しているか」あるいは「分析しているか」の違いかなと感じています。


「集計」とは受動的な言葉です。主語をつけると「アクセス解析ツールが集計をしている」という形になります。つまりそれを見ている人は特に何かをしているわけではなく、ツールが計算した結果を見て一喜一憂しているだけなのです。しかし「分析」は能動的な言葉です。主語をつけると「私(の部署/の会社)が分析を行っている」となります。つまりツールが何かをしているわけではなく、人がそのデータと対峙して作業にあたっているのです。


この差は非常に大きいです。「データを見る」から「データを使う」という大きな違いがあります。ウェブ分析を行っている会社は「データを見る」から「データを使う」という進化を遂げているのです。


「見る」から「使う」に進化する事は簡単な事ではありません。アクセス解析ツール自身とその仕様の理解。データを見るための統計やグラフに関する知識。そしてデータをどのように見たら課題を発見出来るのか?みつけた課題からどう改善施策を考えてテストをして評価をするのか。サイト外にあるアクセス解析ツール以外のウェブ分析データをどう使うか?など、いくつかのハードルがあります。またこういった技術的というかツールの利用の「ツボ」以外にも、会社の上司から理解を得たり、予算を確保したりという人間的な問題もあります。


本ブログや、Markezineで書いた連載、現在書いている書籍などを通じて、この「見る」から「使う」に進化するための情報などを今年は特に発信していければと思っています。


最近ないろいろ

アクセス解析の本を頑張って書いています。そのため2月中の更新は少なめな予感(週1くらい)です。


http://realwebanalytics.net/を去年取得。今はこのブログに転送されますが、上記の本作成が終わったら、何かしらアクセス解析の簡単なサイトを立ち上げたい予定。内容も時期もまだ未定。


・いくつかのアクセス解析ツールのレビュー記事書いています。LogChaserQLOOKは2月中に公開予定。