【秘書レポート】2016年6月8日「データ解析の達人に学ぶ! Google アナリティクス分析&活用講座」

<お知らせ>
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株式会社HAPPY ANALYTICS 公式サイトよりお読みください。

 

■イベント概要

2016年6月8日(水) 19:00~21:00、マイナビ講座「データ解析の達人に学ぶ! Google アナリティクス分析&活用講座」にて小川が講演いたしましたので、ご報告させていただきます。

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定員100名に対し、200名近くの皆様にご参加いただきました。(本イベント史上最高の参加者だったとのことです!)

お申し込み&ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

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■セミナーレポート

講演タイトル:
「データ解析の達人に学ぶ! Google アナリティクス分析&活用講座」
目次: 

  • トレンド・ベンチマーク・セグメントの活用
  • 改善施策の考え方
  • ワンランク上のGA活用
  • レポーティングの例と自動化

 


本講演の前週6月1日(水)に日比野ななえ様よりGoogle アナリティクス初級編のご講演があり、初級編に続けてご参加いただいた方が全体の1/3程度という状況でした。

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<トレンド・ベンチマーク・セグメントの活用>
はじめに、確実に効率よく改善するための手法として衣袋さん(衣袋 宏美 (@hibukuro) | Twitter)が推進されている 「トレンド・ベンチマーク・セグメント(T・B・S)」の3つを活用して気づきを得ようという説明がありました。その後会場の皆様に「どんな気付きがあるか?」というお題で、早速ワークを実施していただきました。1テーブルごとにお互い自己紹介をし、相談して答えを出すスタイルです。200名近くのおそらく初対面の皆様が一緒に相談した後に、小川が答えを伝えると会場からは「お~」という声が上がりました。ひとりで考えるよりもお互いの意見を聞いて考えることで、より印象に残ったのではないかと思います。

講演内では、合計5つのワークがありました。19~21時という、会社帰りのお疲れの時間にご足労いただいた皆様にできるだけ効率的に力を身につけて欲しいという小川の意図でした。

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<改善施策の考え方>
課題を洗い出しても、改善施策を考えるのはまたひとつ苦労するポイントです。
本講演では、

  1.  ブログの回遊改善
  2.  メルマガのCV改善
  3.  スマホゲームTOPページのデザインの見直し(チュートリアルの突破率改善)
  4.  お問い合わせの画面改善
  5.  メルマガ申し込み数改善
  6.  フォーム改善

など実際の改善例の具体的な説明がありました。皆様熱心にメモ取られているご様子が印象的でした。


小川からのアドバイスとしては、「ただ画面を眺めるだけでは何もわからない、数値を元に『良い例』『悪い例』とわかって見るといろんな気付きが出てくる」という言葉がありました。
また、普段から使いやすいと思ったWebページをキャプチャしておきましょう、というアドバイスもありました。


<ワンランク上のGA活用>

  • セグメント機能「フィルタ」
  • 行動Aの後の行動Bをした「シーケンス」
  • スクロール深度
  • クリック行動の計測

ワンランク上の活用ということで、上記のような機能の説明がありました。小川は「セグメントを使いこなすことなどが、初級~中級への道」と説明をいたしました。小川は一度の解析で30~50のセグメントを使います、という秘話も話されました。

また、セグメントをする前に、ユーザーをグルーピングし、「このユーザーはこういった行動をしているはずだ」と想定をすることがまず重要との説明がありました。

 

なお、この想定については、コンセプトダイアグラムなどの手法が使えますので、より説得力のあるセグメンテーションを目指す方は小川の他の講座も参加いただければと存じます。

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<レポーティングの例と自動化>
レポーティング例としては、小川が実際に解析の際に使ったレポートフォーマットが公開されました。
レポート作成の簡易化に関しては

  • AnalyticsEdge
  • Googleスプレッドシートプラグイン

の説明があり、なんと今回の参加者には、講演資料巻末に「AnalyticsEdge」20ページ程度の小川オリジナルの日本語マニュアルをお付けしました。英語版のツールで日本語のマニュアルしかないので、みなさんの参考になるのではないでしょうか。

 

<まとめ>

  • 分析・レポートそのものは価値を生まない。改善施策の立案と実行が前提。

  →どれだけレポートを作っても、全くビジネスには貢献していない

  • GAは仮説検証ツール。そのために「仮説を立て」 「計測出来るようにして」「見方を知る」事が大切。

  →仮説を持ってやることが大事。小川はレポートは20種類も使っていない
   Googleアナリティクスの機能を全部覚える必要はない

  • 数値を活用した改善は、成果を生みやすい。

  →分析からの提案は、勝つかはわからないが、勝率は上がる
   「気付きを発見し、改善に活かすため」のGoogleアナリティクスである。

 

最後に小川より上記のようなまとめがありました。

Googleアナリティクス活用に関する講座は随時開催しておりますので、今回参加できなかった皆様はまた別の講座にご応募ください。

ご読了いただきどうもありがとうございました。