S.E.Onetop合同会社 滝口誠 × HAPPY ANALYTICS 小川卓 対談(2)提案型ウェブアナリスト育成講座について

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HAPPY ANALYTICSの小川卓対談企画。第三回のお相手は、提案型ウェブアナリスト育成講座第3期卒業生で、S.E.Onetop合同会社代表の滝口誠氏。

全3回で2回目となる今回のテーマは『提案型ウェブアナリスト育成講座について』。

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  • 受講のきっかけ
  • 地方から通って、東京で学ぶ
  • 大きな収穫はコンセプトダイアグラム
  • 見えないサービスにお金を払ってもらうには
  • 受注が難しいタイミング
  • 見積りから受注のノウハウ
  • 「Googleアナリティクスを見せてください」


前回では、SEOに特化した制作会社を山形県内でしているにも関わらず、地域柄なのか手応えを感じられなかった滝口氏。それにもかかわらず提案型ウェブアナリスト育成講座を受講した理由と得たものについて伺います。

進行役はエスファクトリーウェブディレクター兼HAPPY ANALYTICS 広報の井水朋子が務めます。

 

第一弾はこちら!

analytics.hatenadiary.com

滝口 誠(たきぐち まこと)Iターンで山形県東根市へ。S.E.Onetop合同会社代表取締役、Code for Yamagata代表。SEOに特化したサイトやコンテンツの制作を手がける。2019年提案型ウェブアナリスト育成講座第3期修了。

受講のきっかけ

f:id:ryuka01:20200731225721p:plain今回の提案型ウェブアナリスト育成講座で解析を受けてみようと思ったきっかけは何ですか?

f:id:ryuka01:20201005154224p:plainもともと前の会社にいた時から解析に興味があったんです。独立してから日本アフィリエイト協議会(JAO)と宣伝会議などのセミナーに行って、そこで小川さんの話を聞いていました。

f:id:ryuka01:20200731230553p:plainどこに必要性を感じて参加したんでしょうか?

f:id:ryuka01:20201005154224p:plainコンテンツを作るにあたって、どこが悪いのかを踏まえて変えていくには数字を見ないと変えられない。そのあたりに必要な分析の知識を増やしていきたい、もっと突きつめていきたいと思ったのがきっかけです。

f:id:ryuka01:20200731225721p:plain私の講座のきっかけは?

f:id:ryuka01:20201005154224p:plain小川さんのメールですね。

f:id:ryuka01:20200731225721p:plainお、マーケティングオートメーションが効いていますね(笑)

f:id:ryuka01:20201005154224p:plainJAOのセミナーと、宣伝会議の清水誠さんとやったコンセプトグラムのセミナーで小川さんと名刺交換して、そこからメールが届いた感じですね。

 

地方から通って、東京で学ぶ

f:id:ryuka01:20200731225721p:plain講座では毎回山形から通ってきてくれたんですよね。

f:id:ryuka01:20201005154224p:plain大体日帰りで通いましたね。 それまでも山形から東京に通うのは宣伝会議で経験していました。コピーライティング講座を受けていた頃は毎週宿題が出て、全部で50コマ。あれに半年間通う方が、正直、キツかったですね。

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S.E.Onetop合同会社 滝口誠 × HAPPY ANALYTICS 小川卓 対談(1)滝口さんのお仕事内容と地方のリアル

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HAPPY ANALYTICSの小川卓対談企画。第三回のお相手は、提案型ウェブアナリスト育成講座第3期卒業生で、S.E.Onetop合同会社代表の滝口誠氏。

最初のテーマは『滝口さんのお仕事内容と地方のリアル』。

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  • 会社をはじめた経緯
  • 短大の非常勤講師について
  • 地方のリアル


SEOに特化した制作会社として活躍する滝口氏の仕事ぶりについて迫ります。

進行役はエスファクトリーウェブディレクター兼HAPPY ANALYTICS 広報の井水朋子が務めます。

滝口 誠(たきぐち まこと)Iターンで山形県東根市へ。S.E.Onetop合同会社代表取締役、Code for Yamagata代表。SEOに特化したサイトやコンテンツの制作を手がける。2019年提案型ウェブアナリスト育成講座第3期修了。

会社をはじめた経緯

f:id:ryuka01:20200731230553p:plain滝口さんのお仕事や活動内容について教えてください。

f:id:ryuka01:20201005154224p:plainSEOに特化したコンテンツやサイトの制作をしています。中でもコンテンツSEOに力を入れ、そこから派生する業務全般を行っています。

f:id:ryuka01:20200731225721p:plain会社をはじめた経緯は?

f:id:ryuka01:20201005154224p:plain山形で新卒から25年間金融機関に勤続し、当初はシステム部門でプログラマをしていました。営業・融資貸付・ホームページ制作などを経験して、ある時、体調をくずして、妻に「さすがに、やめたら」と言われたのをきっかけに退社したんです。

f:id:ryuka01:20200731225721p:plainお、奥さんネタですね(笑)

f:id:ryuka01:20200731230553p:plain前回の田島さんに引き続きですね(笑)

f:id:ryuka01:20201005154224p:plainその頃、妻がクラウドワークスでライターとして働いていたので、誘われるままに金融専門の記事を書くようになりました。当時はまだWELQ問題が明るみになる前で、DeNAさんによくお世話になっていたんです。記事の依頼時にレギュレーションがくるんですけど、内容は公開できませんが、レギュレーションを見るとSEO対策に関するものばかりだとわかりました。そこでSEOライティングの知識が身につきました。

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2020年以降の、ウェブアナリストに求められるスキルの多様化と取捨選択の時代

ウェブサイトの分析に携わる職業であるウェブアナリスト。Google アナリティクスなどの解析ツールを使いサイトの課題を発見し改善案を出したり、定点で見るレポートを作成したり、クライアントや上司からの質問に答えたり。そのようなお仕事をイメージされるのではないでしょうか。

 

しかし、ここ数年でウェブアナリストとして成果を出すために求められる知識が幅広くなってきたのを実感しています。私が良く使うDMAICモデルに当てはめて、ウェブアナリスト(及びそれに近しいところ)の役割と求められる知識をまとめてみました。

 

10月23日開催の以下オンラインイベントでも、本テーマについて登壇者3名でお話しいたします!

www.dentsudigital.co.jp

 

  •  DMAICから見るウェブアナリストに必要なスキルセット
  • この10年でどのように変わってきたのか?
  • 2020年以降どうなっていくのか?
    • 1:どのスキルセットを伸ばしていくのかを決める
    • 2:分業と協業(だけど通訳の重要性は増す)
    • 3)好奇心をもって色々試してみる事
  • まとめ

 

 DMAICから見るウェブアナリストに必要なスキルセット

名称

概要

求めれる知識

Define

目標やKPI、マーケティング戦略に携わり改善方針を決める

・ビジネスを計測可能な指標に落とし込む

・目標やKPIを達成するための戦略や戦術作り(ビジネスフレームワーク等)

・戦略や戦術を決めるためのウェブマーケティング全般の知識

・ファシリテーション能力

Measure

目標やKPI把握、サイト改善のために必要なデータ取得

・各種計測ツールの特徴理解と取捨選択

・要件を計測設計に落とし込むためのノウハウ

・解析及びその周辺ツールの実装に関する知識(タグマネージャー,解析ツール, Big Query, ABテスト,ヒートマップ等)

・上記に付随するコーディングの知識(JavaScript等)

・解析及びその周辺ツールの設定とテストに関する知識(適切な目標やフィルター設定・デバッグの知識)

・データのプライバシーや安全性を確保するための手法や実現するべき事の把握

Analyze

取得されたデータを元に分析やレポート作成を行うことにより課題を発見する

・分析に必要なデータを整形して取得するための知識(SQL等)。分析前の前処理スキル。

・各種解析ツールの利活用

・データから特徴を発見するための分析スキル(セグメント・クラスタリング・統計アプローチ等)

・特徴から課題を導き出すための気付き力

Improve

分析から得られた気づきに基づいて改善案を考えて実行して評価する

・改善案を出すための「ネタ」の豊富さ

・ウェブマーケティング施策の理解(検索・広告・ソーシャル・アプリ等)

・改善案を実行してもらえるのために必要な説得力(効果予測のロジック・資料作成・プレゼンテーション)

・自ら改善案を実行する場合は、改善案実行に関するスキル(デザイン・ライティング・接客ツールやABテストツールの活用)

※ただこれはウェブアナリストの範疇外かも

Control

社内あるいはクライアントにて継続的な改善活動が出来る状態を作る

・定点レポートなどの作成能力(ヒアリング・必要なデータ整理・Tableau/Googleデータポータル等の利活用)

・改善活動が続けられるような環境整備(運用ルールの整理・必要なドキュメントの整備・会議体の準備・運用フローの確率)

・また上記を実現するためにクライアントや上司から必要な人・物・金などを取得するためのコミュニケーション能力

 

沢山ありますね…(改めて書いてみてその幅の広さに驚いています)。

 

この10年でどのように変わってきたのか?

アクセス解析が生まれた当初はこのような状況ではありませんでした。

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