というわけで、10月1日に「ウェブ分析論」が発売されました。いくつかの書店では数日前から並んでいたようです。本を出したらやりたいと思っていた、本屋さんで並んでいる写真を貼っておきます。
==書評==
「ウェブ分析論」を読んだ(Insight for WebAnalytics)
ウェブ分析論/感想(SEM:LABO)
ウェブ分析論を読んだ(アクセス解析は名古屋の運営堂)
ウェブ分析論は3回読むのがベスト〜書評(カグア!Google Analytics活用塾)
入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~読了しました。(泡沫webディレクター お仕事日記)
『入門 ウェブ分析論』レビュー(TRANS)
万冊書評 ウェブ分析論(万冊書評)
集計ではなく分析せよ! 入門ウェブ分析論 by 小川卓 Book Review 2011-018
入門ウェブ分析論 アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識(福岡の元WEB屋の備忘録ブログ)
「ウェブ分析論-アクセス解析を成果につなげるための新基礎知識-小川卓著(メモ)」(tamamuraさんの日記)
「2011年2月23日(水)のつぶやき」(@kanamenao)
「入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~」(カンマニのお暇なら来てよね+α)
入門 ウェブ分析論~アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識~(いまんとこの最適解)
ウェブ分析 事始め(SEOing)
ホームページの分析に(元外資コンサル、現在フリーター(28)が読んだ本の感想を書くブログ)
以下、駄文。
メールを漁ってみたら依頼をいただいたのは1年以上前でした。
最初は3月をめどに出版する予定でしたが、仕事もあり思った以上に時間と迷惑をかけてしまいました。結局1年かかっての出版となりました。
最初に書きまくって数ヶ月で20万文字くらい書いたのですが、そこから大変でした。やはり勢いで書いたので、その中身がいまいちだったり、前後の文脈があっていなかったり、順番が破綻していたり。
以下は、あるページの校正結果です。文字が見えないようにあえて小さい画像にしてありますが、担当編集者の方から、山ほど指摘をいただいているのが、一目でわかるかと思います。元々、ちゃんとした文章が書けないのは、このブログを読んでいる皆さんならよく知っているかと思いますが(汗)、こうやって山ほど突っ込みをいただくたびに、軽く凹んでいました。
でも、担当編集者のおかげで、なんとか形になりました。
また、図表作りも苦労した部分ですね。初めて本を書くということで、なれない部分が多々ありました。入稿フォーマット・解像度などなど。ほかにもGoogleAnalyticsのバージョンアップによる取り直しなどもありました。結局、表を除く図とグラフで300枚を超えてしまいました。
本を書くことは大変でしたが、その中で多くのことを学び、自分が何より成長出来たと感じました。現時点での自分にとってのベスト内容です。しかし、これからも多くの事を学んでいき(日々現場やウェブで学んでいます)また機会があれば違った視点から、アウトプット出来ればと考えております。
購入いただいた方で、本書に関する質問やご指摘、ご感想などあれば、遠慮無くお寄せください。答えられる範囲で回答させていただければと思います。
何を伝えたかったか
この本を書いた目的は、「3C」のために、少しでも「良い」ウェブサイトが生まれて欲しいという思いからでした。3Cとは「カスタマー(Customer)」「クライアント(Client)」「カンパニー(Company)」の3つです。そして、それを実現するためには、本書を読んだ人が、実際のサイトを分析して施策を実施してもらう必要があります。それを手助けする事が本書の最大の目的です。
なので私にとって、本書のKGIは「本を読んだ人が実際にサイトを分析して、施策を行う率」というものです。これが少しでも多ければ、書いた意味があるかと思います。
本書の中で、謝辞を書けなかったので、ここで書いておきます。
本書を出すために、サポートいただいた皆様、そしてアクセス解析などの情報を発信されている皆様に本当に感謝しております。社内の皆様、アクセス解析イニシアチブの皆様、その他セミナーやブログ、Twitterなどを通じて出会った大勢の皆様の発信がなければ、本を書き上げることなど到底出来なかったでしょう。特に結婚という一大イベントの中、最後までサポートいただいた奥さんに感謝です!
これからもブログを中心に「吸収と発信のサイクル」を続けていきたいと思います。なにとぞ、よろしくお願いいたします。