「ウェブ分析法」とは、アクセス解析ツールのデータを中心に、サイトの課題や強みを見つけるための手法です。本連載では、明日から使える、便利な技を毎週月曜日に紹介いたします。題名の通り5分で読める(また5分で実施できる)分析法が中心になります。初心者〜中級者向けの連載になります。
それでは始めます。
その4:「閲覧開始ページ × 流入元」で入口ページを評価する
ある入口ページの直帰率が高い場合は大きく分けて「流入元」あるいは「入口ページ」どちらかに問題があります。入口ページごとの直帰率だけを見ていては、どちらが原因かわかりません。そこで、どちらに問題があるかを簡単にチェックする方法を紹介いたします。
では、GoogleAnalyticsを使った操作方法と数値を見てみましょう。
1)コンテンツ>閲覧開始ページを選択
2)ページの横にある「なし」をクリックして「ソース」を選択してクロス集計を行います
4)流入元ごとに右端の直帰率を確認しましょう
この例の場合は、どの流入元から見ても直帰率が高いです。こういった場合は流入元ではなくページに問題があります。
上記は逆のパターンです。ページというよりは、50%を超えているいくつかの流入元に問題があるようです。流入元を詳しく確認してみましょう。
まとめ
直帰率が高い場合は必ずしもページだけの問題ではありません。流入元もあわせて確認しましょう。
過去の記事
【5min.ウェブ分析法】 その1:入り口ページでは直帰率を、新規とリピーターに分けてチェックしましょう
【5min.ウェブ分析法】 その2:成果に貢献したページを簡単にチェックしよう
【5min.ウェブ分析法】 その3:「直帰以外のセッション」を使って改善幅を読む