最高の改善策はユーザーが知っている【リクルートのアクセス解析担当者が明かすノウハウ】という内容で第22回目の原稿がアップされました。
課題を見つけたら、どう改善を実現していくか。という事で予告していた通り、特に凄い事例がある!とかそういう話ではなく地味な内容です。「影響が大きく直しやすいところ手を入れる」「いくつかのパターンを考え実際にテストしてみる」集約してしまうとこの二つです。しかし、これが以外と難しいですよね。
何故難しいか?ともう少し考えてみたのですが、大きく分けて二つの原因があるのかなと
1)何パターンかアイデアを考えて、作り、実装して、短期と中期でその結果を見る。
こりゃ面倒そうですね(汗)特に全部一人で出来ない場合は人を動かさないといけないので、更に面倒です。なぜなら、やってみても効果が上がるかが分からないからです。売上が確実に上がるなら工数を使うと言うこともありますが、どうなるか分からないものにはお金と時間をかけられない。ある意味正しい考え方です。
しかし、「失敗は成功の元」であり、経験を重ねていくことが大切です。また最初に一回でもフローを作ってしまえば、二回目はやりやすくなる事が往々にあります。また成功事例を最初に作ることが出来れば、ますます理解を得やすいので、影響が小さくても効果がありそうな所を最初は狙うというのも作戦としてはありです。
まずは1度だけでも回してみましょう。
2)課題発見方法や改善策の効果測定など、勘所が分からない
これも良くあります。どこが課題なのか?どうやって効果を計るのか?なんとなくやって、なんとなくPVが増えた良かった良かった。というような事が起きてしまいます。
前回の記事や、本ブログの「サイト基本分析シート」を作ってみた!
などを参考にしていただくと良いかもしれません。
「サイト改善の検証シート」を作成するのも一つの手です。目的・KPI・期間・振り返りなどを施策ごとに記入して、ストックをためていくという方法です。
そんなわけで今回は改善方法についての話でした。次回は内容が変わり、アクセス解析を学ぶ方法・教育方法について紹介をいたします。様々なの方法とそれぞれの特徴を紹介いたします。
その他もろもろ
・今週はもの凄くお仕事が忙しい1週間でした(汗)
・12/10に行われるアクセス解析選定セミナーで話をいたします。概要は決まりました。プレゼン手法をいろいろ検討中。少なくともパワーポイントは使わない予定です。
・引き続き、年末に向けて社内外の案件が立て込んできました。来年1月末までは引き続きアクセス解析漬けになりそうです。
・でも来週火曜日はお休みをいただき、夢の国に行って参ります。リフレッシュ!