日経ネットマーケティングのセミナーにパネリストとして参加してきました

中小企業のためのアクセス解析導入・活用講座」という有料イベント。60人くらいの方が参加されており、大内さんや衣袋さんアクセス解析に関する話、ロンパーズさんのGoogleAnalyticsのデータを見ながらの簡単なワークショップ、そしてパネリストによる1問1答というコーナーがありました。


来場者から質問をいただき、それに答えていくという内容(合計で20程の質問があったかと思います)。皆さん鋭い質問が多かったのですが、「アクセス解析をどう浸透させれば良いのか?」という質問に関しては改めて考えさせられました。現時点での自分が考えている(理想も含む)答えは「アクセス解析担当者の業務をちゃんと評価する仕組みがある事」だと思っており、そのように回答させていただきました。


また感じたのは、「サイトの目標を設定する事が大切」というのは理解出来ても、それをいざアクセス解析でどう見るか?という事になると上手く繋がらないという事です。私が良く使う手法に関して、3週間後くらいのMarkezineでの連載で紹介されるかと思いますので、ぜひそちらも見てみてください。簡単に言うと、「サイトの一番のゴールを因数分解していく」という手法になります。


そして衣袋さんが話されていたのですが、成果到達数・コンバージョンレートという数値では実感が(特に上司は)わかないという事に関しては全くその通りだと思いました。ECサイトであればそのまま、売上がたたないサイトでもお金換算をしてしまいましょう。資料請求1件あたり1,000円など。「到達回数が100増えた。コンバージョンレートが10%あがった」というより「売上が10万円増えた、売上が10%増えた」という方が直感的ですよね。


オフラインの場でいろいろ話して、意見交換出来るのは貴重な機会だと改めて感じました。引き続きこういった活動は続けていきたいので、興味ある方はぜひお声がけくださいな。