ウェブマーケティングニュース 2008/10/08

アクセス解析ツール&サービス20種類 徹底比較!一覧表 2008パワーアップ版/LPO講座番外編

20個のアクセス解析ツールを提供形態・解析形態・価格・解析機能・広告分析等々から比較しています。日本に今どのようなアクセス解析ツールがあり、どのような機能があるかが分ります。あくまでもツールの比較であって、優劣をつけている物ではないことに注意。*1ただ、新しくアクセス解析を導入したい場合には、まず見てみるべき資料です。

検索連動型広告の効果を上げる「有効キーワード」の見極め方

基礎的な内容。コンバージョンが取れる場合と取れない場合の有効キーワードの探し方に関しての記述です。コンバージョンが取れる場合はコンバージョン率とアシスト(間接コンバージョン)を重視し、コンバージョンが取れない場合は、平均PV・平均滞在時間・対象外キーワードを重視するという内容。この記事に記載されている以外にも、新規ユーザー獲得率、その後のサイト閲覧時間及び再訪問頻度とかいろいろ見るべき数字はあるかと思います。有効キーワードの見極め方法は奥が深い内容ですが、「効率の悪いキーワードをまずは切る」事を最優先すべきかと思います。

アクセス解析「基本中の基本」―なぜ必要なの?どうやるの?/LPO講座番外編

同じく基礎的な内容です。アクセス解析をこれから始める人は読んでおいた方が良いと思います。しかしこの記事にある通りアクセス解析を上手に利用し活用していく上での一番の課題は「人材の確保」。しかし人材の確保を行うためには、アクセス解析は有用である事を証明しないといけず、そのためにはアクセス解析ツールが必要だけど、その決裁を承認して貰うための証拠集めが人材不足と本当の売上及び利益の効果が数値化しずらいためそれを証明しずらい(出来ない)だから承認がおりない(以下延々とループ)みたいな物が多いのが悩みですよね(汗)私自身もいつも苦労しております。

半数以上がアクセス解析を実施、もはや必須か/あなたの会社は平均以上? Web担大調査2008

じゃぁ実態はどうなのか?というアンケート結果が公表されています。どれくらいの企業で使っているか、どれくらいの頻度で見ているか、誰が見ているか、何を見ているか?という内容なのですが、一番知りたかった「アクセス解析ツールのデータを元に実際に改善を行っているのか」「運用が回っているのか」「PDCAが出来ているのか」「データ取得にどれくらい時間と工数をかけているのか」といった内容が無くちょいと残念。見ていたり、実施していたりではなく、本当に使えているのか、効果が出ているのかという事を知りたいと思う昨今。

第1回:携帯サイトとPCサイトはここまで違う!

HTMLやCSSの仕様、画像の種類、キャッシュサイズ、画面サイズや文字サイズ等、各キャリアの特徴であったり、クセを紹介している連載記事の第一弾。いろいろな情報が整理されていて使い勝手が良さそうな内容。今後の内容に期待です。

ファンの獲得を加速させるクチコミの技術

 残念ながら、現在の世の中は良い製品やサービスが自然とほかの利用者に伝わるというほど、情報が理想通りに流通していません。そこで、製品やサービスの評判が効率的に伝播する仕組みを、企業自らが仕掛けていく必要が出てくるわけです。

 今回のコラムでは、そんな製品やサービスのファンを効果的に増やす仕組みについて、人気Webサービスやソフトウエアのアプローチを参考に考えてみたいと思います。

 特にお勧めしたいのは「ファンによる紹介を促進する仕組み」「ファンを可視化する仕組み」「ファンを巻き込む仕組み」の三つです。今回のコラムでは前二つのアプローチについて見ていきます。

という内容で、現在あるサービスがどのような、またどういう特徴を持ってそれらを実現してきたかを紹介しています。

Hotmailは、Hotmail利用者のメールのフッターに簡単な宣伝メッセージとWebサイトへのリンクが入る仕組みを導入していました。つまり、これによりHotmailの利用者は自動的に自分がHotmail利用者であることを、メールの送付先に宣言し続けることになります。

 当然、詳しい人であればメールアドレスを見ればその人がHotmail利用者であることは分かるのですが、メールのフッターにリンクを埋め込んだのがポイントでしょう。

 これにより、Hotmailについて何も知らない人でも興味を持ってクリックし、サービスを知るという仕組みになっていたわけです。

という内容に関しては、改めてはっとさせられたので紹介。

Announcing SEOmoz's Index of the Web and the Launch of our Linkscape Tool

SEO向けのツール。今度使ってみて、内容が良ければレポートいたしますね。

*1:ほとんどのツールがほとんどの機能に「○」がついているため優劣がわからないというのが理由です