ウェブマーケティングニュース 2008/09/15

オムニチュア、「Omniture Genesis」を日本市場に投入。ウェブ解析とEメールマーケティングを統合

こういった「アクセスログ」とそれ以外の情報の統合というのは非常に役に立ちそうですね。アメリカでは結構進んでいる部分ですが、日本だとまだ進んでいないので、こういった統合が今後も進んでいく事を願っています。

アクセスログアフィリエイトの情報・メールマガジンの配信情報・広告配信のログ・リスティングのログ・注文情報・成約情報などなど。サイト内の情報だけで判断をするのが難しい昨今、こういった複数のログをまとめて集計出来るとより正確なユーザーターゲッティングが出来るのではないでしょうか。今でもBIツールを使ったり、頑張ってデータをくっつければ可能ですが、実際に実行するにはパワーがかかり、解析を出来る会社(ましてやそれを反映・改善に生かせる会社)というのは非常に少ないのではないでしょうか。

だからこそ今回のようなツール上で出来る統合というのは(コストにもよりますが)非常に魅力的な方法だと思います。

「ロングテールはもう古い!?」IT業界最新リスティング広告事情

別に古いっていうか、ビッグワードにちゃんと対応してこそのロングテールだと思っています。また記事にも書いてある通りで、業界や業種によってロングテールでの売り上げ比率はかなり変わりますしね。全国に展開しているようなサイト(求人・飲食・住宅・車)とか商品数が多い物販サイトだとロングテール比率が長くなる傾向にありますが、そのサイトのブランド力によってはブランドワード(=そのサイトにとってのビッグワード)の比率が大きく出ることもあります。


また、ロングテールワードに関してはサイト・ページ側もコンバージョンには繋がりにくいですが、ブランドワードは得てしてコンバージョン率が高いです(サイトの事を知っていて、サイトに入ってくるので)。なので身も蓋もない話ですが、ブランド力が強いサイトが一番強いです。