Page Experience Updateのロールアウトが、6月15日より開始しました。8月末までに徐々にリリースされていくようです。
The page experience update is now slowly rolling out (Top Stories will begin using this new signal by Thursday). It will be complete by the end of August 2021. More here: https://t.co/kDwhhOYklK
— Google Search Central (@googlesearchc) 2021年6月15日
今回のPage Experience UpdateでCore Web Vitalsの指標(3種類)が評価対象として加わり、検索エンジンでの順位ランキングの要因になります。
検索エンジン対策という観点、そしてユーザーにとっても良い体験を提供するため、Core Web Vitalsの値を計測してサイト改善に活用することが重要です。
そこで今回はCore Web Vitalsの値をGAあるいはGA4で計測し、Googleデータポータルで表示するための方法をまとめました。Googleデータポータルのテンプレートも公開していますので、ぜひ活用してみてください。
※設定の所要時間は30分~1時間くらいを見ておきましょう
- 1.データを計測するためのGoogle Tag Managerを設定する
- 1.1 Google Tag ManagerのカスタムHTMLでCore Web Vitalsの値を取得
- 1.2 計測のために利用する「変数」を設定する
- 1.2.1 vitals_metric.name(CLS/FID/LCPのいずれか)を設定
- 1.2.2 vitals_metric.value(CLS/FID/LCPの値) を設定
- 1.2.3 vitals_metric.id(計測のためのユニークID値)を設定
- 1.2.4 vitals_metric.delta (同ページでCLSを複数回計測した際に、前回との差分(delta)の計測) を設定
- 1.2.5 vitals_value(vitals_metric.valueでCLSの値を取得する際、見やすい値にするために1000をかける)
- 1.3 計測発動条件である「トリガー」を設定
- 1.4 計測のためのタグの設定を行う
- 1.5 GA4で設定をする場合
- 2.Google アナリティクスで計測を確認する
- 3.Google データポータルでレポートを作成しましょう
- 3.1 Google データポータルでデータソースを追加する
- 3.1.1 Google アナリティクスと接続をする
- 3.1.2 Core Web Vitals計測のために「データの抽出」のデータソースを作成する
- 3.2 Google データポータルのテンプレートをコピーして自社データを反映させる
- 3.1 Google データポータルでデータソースを追加する
- 4 Google データポータルのレポートの見方
- 4.1 サイト全体の数値
- 4.2 ページ別の数値
- 最後に
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