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「Googleアナリティクス 実践Webサイト分析入門」は「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版」を置き換える、おすすめのGoogle アナリティクス入門書

書評


献本いただきありがとうございます。


いちしま泰樹さんが書かれた「Googleアナリティクス 実践Webサイト分析入門」を拝読させていただきました。
気になったポイントを5つ紹介いたしますね!

1:書籍としてデザインや中身がしっかりしていて読みやすい

オールカラー・レイアウト・用語集や関連記事への案内・重要度と難易度の表示など、基本的な作りがとってもいいなと感じました。ぱっと開いた時に「なんか難しそう」と思わせないのは嬉しいです。目次や索引も分かりやすく、隅々までとってもこだわっているのがわかります。


2:100の法則という形で、読みやすい構成になっている

1つの法則あたり1ページ〜3ページという形で、わかりやすく読みやすい構成になっています。既に実装している人はレポートの使い方や分析から、集客に興味がある人は集客の項目をすぐに見つけ、便利な法則をすぐに読み始めることが出来ます。タイトルに書いた通り大内さんが書かれた「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版」と似たような構成になっていますが、2009年発売ということもありレポートや実装の部分は少し古くなってしまっています。アクセス解析書の中では最も売れた一冊であろう「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版」を置き換える内容であると感じました。私が良いなと思った法則を8つピックアップしてみました

法則7 「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の構造を理解してアカウントを設計する
法則18 フォームなど同一URLでの遷移を計測する
法則30 「集客」「行動」「コンバージョン」の流れを意識する
法則57 クロス集計やデータの比較で多様な軸で分析する
法則58 データはみたい内容で適切に並び替える
法則76 チャネルのタイプと費用対効果を分析する
法則97 ウェブマスターツールの連携して検索クエリを分析する
法則98 カスタムディメンションでログインユーザーとゲストユーザーを区別する

の8つになります。

3:アクセス解析初心者にとって最適な構成

アクセス解析の目的・実装の部分も丁寧に説明されており、特にアクセス解析初心者やGoogle アナリティクスをはじめて使う人にとっては欠かせない一冊になりそうです。本を片手にPCの前で1つずつ読んで、試していくという使い方が最適だと思われます。迷うこと無く、Google アナリティクスの実装から分析まで行えるでしょう。これ一冊渡しておけば安心です。


4:アクセス解析の入門書としてもオススメ

Googleアナリティクスと銘打たれていますが、アクセス解析の基礎をしっかり学べるという意味でも、初心者にオススメしたい一冊です。ツール本にありがちな、レポートと機能の羅列だけではなく、用語の解説からその背景まで各法則の中あるいは用語集でしっかりフォローしてあるのが嬉しいです。用語がわからなくて、あるいは、その意味が分からなくて読者が離脱するというのを極力まで減らしていると感じました。


5:100の法則という体裁上難しいのですが、説明が更にほしい部分がいくつかあった

1つの法則あたり1ページ〜3ページという構成なため、なかなか難しいとは思うのですが、いくつかの項目に関しては、その背景や活用方法について更に詳しい説明があったら更に参考になるなと感じました。いちしまさんが提唱されているOGSMシートや、キーワード、スマートフォンの部分などの部分は、豊富な知識をお持ちのいちしまさんだからこそ、更にボリュームがあったら嬉しかったです。



作るの大変だっただろなぁ…という充実した内容、沢山のスクリーンショットやダイアグラムは圧巻です。Googleアナリティクスの実装やレポートについて興味がある方がいたら、ぜひ本書をオススメしたいと思いますし、みなさんもオススメしてほしいなと感じました。タイトルにある通り、「Google アナリティクス」の新しい定番本の一冊になるのではないでしょうか。(筆者の書籍も含め、)今までもっとも読みやすいアクセス解析書でした!



※献本いただいてまだレビュー出来ていないものもいくつかあるので、近々書く予定です。