SiteCatalystのユーザーミーティング「eVar7」に参加してきました!

先週のGoogleAnalyticsのミーティングに続き、本日はSiteCatalystのユーザーミーティングに参加をしてきました。

eVar7 Forum 2011 - Analytics meets UX



Photo by satoshitateda



Analytics meets UXというお題で「User eXperience」をどう考え、アクセス解析で見るかという内容が中心となり、6名の発表がありました。詳しいレポートは他の方が上げてくれるのでは?と勝手に期待しているので、実況をしていたTwitterの内容をTogetterにまとめておきましたので、印象に残ったフレーズや考え方はぜひそちらをご覧ください。

Togetter : eVar7 Forum 2011 - Analytics meets UX


こちらでは感想を簡単に書いておきますね。

感想

今回も熱気あふれるユーザー会でした。今回はSiteCatalystに限らず様々なアクセス解析ツールに応用出来る考え方が中心でした。特にコンセプトダイアグラムに関しては、アクセス解析ツールを使って分析をする前に「現状把握」「課題発見」「施策検討」のために作成しておきたい図になります。

印象的だったのはユーザーエクスピリアンスにおいてもやはり「アトリビューション」や「ユーザースコアリング」という考え方は大切という事でした。SiteCatalystであればEventとeVarを活用してある程度までの分析は出来るので、興味がある方はぜひTogetterや今後eVar7で上がってくるであろう資料をぜひ参考にしてみてください。


特に「Web担当者フォーラム」のコンセプトダイアグラムやユーザーの行動仮説を元に、実際にSiteCatalystの記述を修正&実装を行ったという内容は非常に参考になりました。



今後に向けて

eVar7の幹事の一人として、他の幹事の皆様と事前打ち合わせを行いました。その中で、「今後のeVar7」の発表部分でもあった通り、キーワードは「頻度高く」「ユーザー中心の会」「初心者も入りやすく」という風に考えています。今回の内容はSiteCatalystに基本的な理解がある前提でのお話が多かったので、もしかしたら難易度が高かったのでは?という懸念が少しあります。


しかし、この部分に関しては改善を図っていきます。取り急ぎ私の担当として、以下2つを1〜2週間以内に実施する予定です。


1)eVar7ユーザーアンケート

こちらは数日中に実施します。参加ユーザーが400名近くになってきて、いろいろな意見があるかと思います。今まで一度もアンケートを取ったことが無かったので、参加者のSiteCatalystに対する思いや、現在の利用状況・ニーズなどを把握して今後の活かしていきます。アンケート結果も公開しようと考えています。ぜひ、ユーザーの皆様にはご協力の程、よろしくお願いいたします。


2)モニタリング最適化分科会の立ち上げ

本日、ちょっと説明する時間が無かった分科会です。アクセス解析ツールを使った「PDCAを回す」あるいは「改善」などポジティブな用途での利用は個人的には大歓迎です。しかし日々の業務を考えると、利用比重として「モニタリング」というのが一番多いという会社が多いのはないでしょうか?いまいちフォーカスがあたりにくい、モニタリングにスポットライトを当てて、分科会をリードしたいと考えています。


どういうレイアウトや構成にするべきなのか、上司にどう報告するのか、どういう形態でどれくらいの頻度で配信するべきなのか?そもそもどこまでを見せるべきなのか?など議論出来る内容は沢山あるかと思います。こちらはSiteCatalystの知識が殆ど無くても参加いただける内容かと。


この辺をみんなで議論しながら、一定の方向性を見つけた行きたいと考えています。詳しくは9月上旬にeVar7のサイトで告知をさせていただきますので、興味がある方はぜひご参加ください!



他にも初心者向けのイベントやコンテンツなどを考えていきたいと思います。本日、清水さんが話をされていた「SiteCatalyst Wiki」もその手助けの1つになるかと思います。


というわけで、楽しい一日でした!
皆様もぜひ参加&発表にご協力くださいませ。