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2010年アクセス解析業界の10大ニュース with a2i

ニュース

アクセス解析イニシアチブのスタッフの皆様と、今年の10大ニュースを選んでみました。

IBMアクセス解析企業を次々買収

IBMアクセス解析ツールの老舗「Coremetrics」を6月に買収、また8月にはアクセス解析ベンダーの「Unica Corporation」、10月には「Netezza」を買収した。IBM以外でもComScoreが欧州のアクセス解析ベンダー「NedStat」を買収するなど、相変わらず解析関連の大型買収が活発に行われた。
http://a2i.jp/topics/toolsservice/4834

ユーザーローカルがTwittermixiFaceBookに対応したソーシャルメディア解析をリリース

ユーザーローカルが、5月にTwitterの無料解析ツール、Twitraqをリリースした。独自のデータ分析で、地域分布、男女比、影響力をカバーし大きな話題になった。また、既存ツール「User Insight」で、FaceBookmixiの「いいね」ボタンの解析に対応した。
ユーザーローカル以外にも、TwitterFacebookなどソーシャルメディアの分析ツールやレポートサービスがリリースされた。
http://a2i.jp/topics/toolsservice/3940

アナリスト養成講座や資格取得サービスはじまる

アクセス解析イニシアチブが、ウェブアナリストの多様なスキルをカバーする「ウェブアナリスト養成講座」を試験的にスタート。毎回講座は満員になった。その他、デジタルフォレストがWAA認定Webアナリスト試験に準拠した講座を開催するなど、アナリスト養成講座や資格の動きが活発になった。
http://a2i.jp/category/activity/lecture

アトリビューション分析のトピックスが話題に

米国を中心に、広告効果の測定を、セッションを超えた長期分析、間接効果分析に広げる動きが活発になっている。
日本でも、楽天 清水氏のアトリビューション分析の詳細な記事をはじめ徐々にアトリビューション分析のトピックスが増え始めている。解析ツールでは、コンフィアナリティクスが最前線セミナーで、個客分析機能としてアトリビューション分析を紹介した。
http://a2i.jp/topics/tips/6631
[小川追記]また、SiteCatalystのユーザーグループである「eVar7」でも、アトリビューションに関する講演が12月に行われました。

競合分析まで可能なアクションリサーチをデジタルフォレストがリリース

ユーザーの行動をサイト間の壁を越えて把握し、競合サイトとの比較分析や業界におけるポジショニング戦略を可能にする機能「アクションリサーチ」をリリースした。延べ110万人に上る国内ユーザーの行動履歴を基にしているという発表だが、データ元は公開されていない。
http://a2i.jp/topics/toolsservice/5902

ショップ、B-to-B、不正クリック対応などユニークな新規参入ツールが登場

インターオフィスがドイツ生まれのECサイト特化型解析ツール「econda」、ジャスネットは韓国生まれの「X-log」は不正クリックの解析まで可能なユニークさ、株式会社イノベーションはB-to-B企業向けに絞った「リストファインダー」をリリース。ターゲットを絞ったユニークな新規参入組のツールが目立った。
http://a2i.jp/topics/toolsservice/3864


アクセス解析関連書籍の出版がにぎやか

アクセス解析イニシアチブでの講演が好評な小川卓氏が、アクセス解析の教科書と言っていい「ウェブ分析論」を10月に1年かけて出版。その他、阿部圭司氏の「リスティング広告 成功の法則」などイニシアチブの講師を中心にアクセス解析関連本の出版が相次いだ。
http://a2i.jp/topics/links-books/5818

Google Analyticsオプトアウト アドオンを公開

欧州、特にドイツを中心に、アクセス解析のデータ収集とプライバシーの関係が議論された。この対策としてGoogle Analyticsは、「Google Analytics オプトアウト アドオン」をリリースした。日本ではほとんど問題にならなかったが、気になる動きの一つである。
http://a2i.jp/topics/toolsservice/4517

アクセス解析の集計と用語定義ガイドライン第2版を発表

昨年の第1版に引き続き、第2版のアクセス解析用語定義集が、アクセス解析イニシアチブの副代表 衣袋宏美を中心とする「標準化分科会チーム」からリリースされた。今年1年を通じて、もっともアクセス数を集めた記事になった。
http://a2i.jp/activity/release/4947

有名企業のアクセス解析事例が一堂に アクセスサミット開催

アクセス解析の協議会「アクセス解析イニシアチブ」が5月に「アクセス解析サミット」を開催。
楽天花王リクルートユニクロ、ベネッセなど有名企業の事例が一堂に会したアクセス解析のイベント「アクセス解析サミット」が、川崎産業振興財団で開催され多くの来場者を集めた。
http://a2i.jp/category/activity/summit



まとめ

今年のアクセス解析業界は、横に幅を広げた一年だったのではないでしょうか。そして、今年後半から来年に向けて、いくつか次の種が見つかってきています。来年のアクセス解析トレンドは以下の二つのエリアにおいて活発になるのではないでしょうか。


ひとつはTwitter/Facebookに代表されるソーシャルサービスの分析です。近日中にもTwitterの公式分析ツールが出るという噂もありますし、ソーシャルをどう測定していくかは、事例などがまだ少なく、非常に興味深い部分だと思います。


もうひとつは「スマートフォン」ならではの計測と分析方法です。ここでは大きく「スマートフォン向けのサイト」と「スマートフォン用アプリ」があるかと思います。どうスマートフォンを分析していくか?ニーズが高まってきているのではと感じています。


というわけで、振り返りと今後に関して少し書いてみました。来年はまた新しい切り口や手法が出てくる事でしょう。個人的には上記に書いた、ソーシャル・スマートフォンそして、アトリビューション(間接効果)に注力したいなと考えています。


このブログ自体は、年内に後数回の更新を予定しておりますので、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします!