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「HARMONY DAYS 〜 石井 研二が業界を斬る! 〜」を聞いてきました。

セミナー


先週の金曜日に開催された「HARMONY 出版記念特別セミナー WEB改善ソリューションフェア HARMONY Days 〜 石井 研二が業界を斬る! 〜」に参加してきました。お仕事の都合上、最初にセッションである「アクセス解析市場の最新動向」にしか参加出来なかったのですが、80分があっという間の盛り沢山な内容でした。


スピーカーは、石井 研二さん。「新版 アクセス解析の教科書 費用対効果がみえるWebマーケティング入門」や「集客力を飛躍的に向上させるGoogleAnalyticsアクセス解析の極意」の著者としても有名な方です。本は何冊か読ませていただいていたのですが、実際の講演を拝聴するのは初めてでした。大阪弁での軽快なトークで聞いていて楽しかったです(笑)。ああいう風に淀みなく話せるのって経験の産物なんだろうな〜と感心しました。


有料セミナーだったので中身を全て書いてしまうのもアレですが、メモを取っていたので、その中からピックアップして紹介しますね。特にいいなと思ったところを太字にしています。



●流入が多い入り口ページの訪問回数を累計していき、80%に達するまでのページ数が、サイトのパフォーマンスへの影響が大きいのでまずは手を入れてみるべき。サイトのページ数が多いページでも、PVの傾向はロングテール。見るべきページは20〜30ページ程度に収まるはず。検索ワードでも同じような分析をしてサイト傾向を見つめると良い。


●平均PV数はそれなりに重要。最低限成果に辿り着いて貰うためのページ数は見て貰わないと。


アクセス解析関連のグラフは、単一の指標だとそれ程意味が無い。PVと訪問者を同一グラフに置いて、訪問者数が例え下がっていても、1訪問あたりのPV数が増えて入れば(二つの線の間の距離で視覚的に確認する)それは良い傾向である


●サイトの平均PV数は6PV、直帰抜くと11PV。直帰率を減らすことがサイト全体に大きな影響を与える。(注:〜キーワードは「セグメンテーション」〜 Markezine Day 2009での発表内容を公開で以前、大内さんと私が話した内容とも似ていますね。まずセグメンテーションするべきは「進入ページ」だと私も思います。)


●集客をせずとも、簡単なサイト改善で資料請求や平均PV数を増やすことが出来る。(無意味なPV増で無ければ)PV数増→サイトをたくさん見てくれる→サービス理解(→サービス利用)に繋がる可能性がある。


クリックしたい時に、クリックできる場所に、クリックするボタンがあれば、ユーザーはそれをクリックする*1


●通常のサイトマップはTOPページが上だが、それを逆にして、進入が多いページを上に置くことで、サイトに入ってくる人が「どんなページに興味を持っているか」が一目瞭然に。これ使える!


Google キーワードツールは便利。キーワードのトレンドや関連ワードなどを見られる*2。また入力したドメインへのキーワードの流入も見られるので、競合分析にも使える。


●基本だが、リニューアル前の分析が肝心!課題を見つけて対策するのがリニューアル(あるいはサイト修正)。リニューアル後も同じ問題が残っていたら意味が無い。


アクセス解析は来ている人しか分析出来ない。「来て欲しい人が来ていない」に焦点をあてる事が大切である。サイト担当者が「来て欲しいワード」をリストアップして、それで実際に来ているかを確認する。それをSEOなどに活用する。


●小さなことをいっぱい行っていく。リニューアルではなく日々の改善。*3


●(私もシビラのレビュー記事で書きましたが)Webマスターは日記をつけよう。特に着任から引き継ぎの間に書いておくことによって、引き継ぎがスムーズにいったり、同じ失敗を繰り返さずに済んだり、とメリットが大きい。


●KPIを因数分解して、それぞれの因数を10%ずつあげるだけで大きな改善に繋がる。


PDCAの「Do」と「Action」って似ていない?「Do」のポイントは「Check」出来る「Do」を行う事。そして「Action」を行う余力(予算と工数)を残しておくことが大切。「Action」とはサイトを改善する事。アクセス解析とサイト改善が連動するような仕組みが次のトレンドでは?


感想

数多くの使えるTIPSや事実を、分かりやすく明快に紹介されていて、あっという間の80分間でした。今まで自分で「なんとなくそうだな〜」と思っていた事が形になっているのって嬉しいですね。「そうそう、これだよ!これは使わせていただこう」と思った内容が非常に多かったです。こういった「これは使える!」と思えるような物がいくつあるか?というのがアクセス解析関連のセミナーでは大切だと思うので、そういった意味では非常に参考になりました。


最近、改めて思うのが、「集客も導線の一部」という事です。分けて考えていても、最適化は行えないので、対策は別々に行うにしても繋がっていることを忘れないようにしたいですね。Markezineでの連載で書いていく予定ですが、サイトのゴールは一つでも、それを達成するには数多くの要因があります。それを分解して、一つずつ改善していく事が、コンバージョンレートを上げる正攻法だと改めて感じました。


会場の設備の都合上、後ろの人は見にくいだろうな〜と感じました。資料の配付も含め、セッティングは改善の余地があるかもな?とは思いました。自分も最近、社内でアクセス解析の勉強会を行っていることもあって、いろいろなセミナーから良いところ・悪いところを盗んで、活かしていこうと考えています。



そういえばCSS Niteで豪華メンバーによるアクセス解析のイベントが行われます。既に私も参加表明してみました。アクセス解析イニシアチブの方々や、石井さんも参加されます。興味があるかたはぜひどうぞ!定員240名に対して、さっき見たところ160名ほど既に参加表名されているようです。


CSS Nite LP, Disk 8

イベント名 CSS Nite LP, Disk 8
テーマ Google Analyticsを使ったWebアクセスログ解析とサイトへの反映
日時 2010年1月9日土 11:00-18:00(仮)
会場 ベルサール神田 東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル2F(〒101-0053)
定員 240名
出演 大内 範行(アユダンテ) 衣袋 宏美(クロス・フュージョン) 権 成俊(ゴンウェブコンサルティング) 石井 研二(HARMONY)
主催 CSS Nite実行委員会
協賛 優クリエイト 、カゴヤ・ジャパン、Web検定
協力 サイバーガーデンbiz、 ソシオメディア、 DESIGN IT!, LLC.、デジタルスケープ
プレゼント協賛 awesome! クリエイターズショップ、 Multi-Bits、 毎日コミュニケーションズMozilla JapanKDDIウェブコミュニケーションズ(Jimdo)
メディア協賛 ASCII.jp Web Professional、 Web担当者Forum、 Webエキスパート、Gihyo.jp
参加費 9,000円(事前決済)
懇親会 予定しています(別途、実費)
twitterタグ #cssnitelp8

*1:長い文章の一番下に誘導ボタンを置くなど

*2:季語などは実際の季節の前にピークが来ることが多い

*3:そういえばEbayは365日改善を行っているという話を聞いたことがあるなぁ。