第12回 - 本気で活用したい人へ!ゼロからわかるアクセス解析導入・運用完全ガイド


要件を計測に落とし込むのに重要な「タグ設計」【リクルート流アクセス解析導入術】という内容で第12回目の原稿がアップされました。


要件をタグに落とし込むという大切だけど実際の作業としては結構、大変な部分です。ベンダーや代理店の方が本領を発揮していただける部分ですので、「欲張りすぎずに計測する目的を明確にした上で、タグを設計する(あるいはしてもらう)」事が大切です。特にはじめてアクセス解析サービスを導入する時は、入れてみてはじめて気づくことが多いです。


画面の操作方法・機能・制限などを事前に理解していたとしても、数値を見て、運用にのって初めて気づく部分というのはたくさんあります。下手に要件定義でこんがらがってしまうよりは、ベンダーの推奨の導入パターン+優先順位が高くて絶対に計測しなければいけない指標3つくらいまでに絞り込んでもよいでしょう。


その中でもやはりポイントになるのは、連載で書いたとおり、「ページ粒度」「成果ページの設定」ですが、それ以外にも「グルーピングルール」「ページのネーミングルール」などがあります。最低限決めないといけない内容や情報はツールによっても大きく変わってくるためぜひ相談しながら進めてみてください。


ツールによっては共通のタグを入れれば、とりあえずは計測可能!後は画面上で後からグルーピングや設定をするというタイプの物もありますので、その場合は「まず取って・使ってみる」という形で、あえて要件定義をしない・・・という選択肢もあるかと思いますが、少なくともどういう数値を何故見たいか?くらいまでは決めておきましょう。



次回は更に技術より かつ コアな内容になってきます。なるべくわかりやすいように書いたつもりですが、連載の中でも対象を選ぶかつ難易度が高そうなのが次回です。。。
例によって、火曜日の11時に公開予定です。