今週読んだ気になる記事にコメント

注:自分がこの1週間に読んだ記事なので、新規性・速報性はありません。

わかりやすいアクセス解析ツール「ユーザーインサイト」:バシャログ。

ユーザーインサイトは有料ツールと言うこともあり、なかなか実例の記事が少ないので、貴重な記事です。前にも書いた気がするが、他のアクセス解析サービスの代替ではなく、併用が前提のツールですね。企業サイト・読み物が多いサイトに向いてそうです。頻繁にコンテンツが(自動で)変わるようなサイトの場合だとあまり向いていないような気がするが、どうなんだろう?

Cookieいろいろ〜!:warikiru

アクセス解析とは切っても切れないCookieに関する記事。Google Analyticsで使用されているCookieの情報ものっています。Google AnalyticsCookie情報を知りたくて、Twitterでつぶやいたところ、本人にこの記事を紹介していただきました。感謝!

Yahoo!ラボ - サーチの中身

既に多くの人がご存じかと思います。キーワードで検索率を都道府県別でランキングしてくれるYahoo!のβサービス。早く任意ワード検索出来るようにならないかな。非常に大きな可能性を感じるツールです。リスティングの効率化にも使えそうです(ビッグワード+地域での入札などをしている場合)。他にも地域性があるサイトを運営している会社や、営業のネタとしての用途も。一部アクセス解析でもデータを出せそうな気がしますが、こっちの方がスピードも速く*1使いやすいですね。

Y Combinator傘下のMixpanelはGoogle Analyticsよりも高度なアクセス解析/ユーザビヘイビア解析を提供:TechCrunch

Mixpanelは、アクセス分析のためのライブラリ(つまりAPI)を提供して、彼らのコードの中に簡単に解析機能を組み込めるようにする。もちろん、彼らが自力で一から解析ツールを作ることに比べると開発費用も安い。Doshiによれば、それはだいたい10分ぐらいで書ける簡単なコードで、何を分析したいかをたった1行で書くだけだという。

Mixpanelのライブラリを呼び出すコードを書いたら、ユーザ企業はリアルタイムで更新されているMixpanelのコントロールパネルから分析を行える。どの曲が何回聴かれたか、どの機能が多く使われているかなどの情報のほかに、Mixpanelではユーザがサインアップの過程を途中で放棄した場合などもチェックできる(ユーザから見たサイトの‘敷居’をなるべく低くするためには、このような分析が重要だ)。

元サイトでサンプルが見られます。デモアカウントを申し込んでみたので、よさげだったら記事書きますね。HTMLページ以外の計測は(Flash,AJAX,動画等)はタグ型のアクセス解析サービスだと実装難度が高いため、本当に紹介記事に書いてあるように出来るのであれば需要がありそう。


ただ日本ではまだ米国ほど動画が盛んではないよなぁ。動画を「コンテンツ」として上手く使い、自サイトの商品やサービスを使って貰っている例は(動画サイトを除いて)まだ多くない気が。

Web Analytics Integration: Holy Grail or White Whale?:WebAnalyticsDemystified

(英語)アクセス解析データとその他のデータ連係に関して。アドサーバー・CRM・売上情報・カスタムデータ(会員属性等)・他社サービスとの連携によって見えるようになる情報が書いてあります。参考になる記事。誰かデータ連係の実際の手法・かかる工数・難易度・気をつけるポイントといった記事を書いてくれないかな−?ニーズ強いと思うのだが。うむ。

アクセス解析ベンダーの評価、戦略レベルではCoremetricsが、提供サービスレベルではOmnitureがトップ

Forresterのレポートから。レポート読んでみたいのだが、$1749は高いよなぁ。日本でもこういった物をリサーチ会社が作ってくれれば良いのだが。

*1:ただしリアルタイム検索にしたら遅くなる可能性は大