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「アクセス解析ツールを導入して成功するための企画書」を読んで

ツール

アクセス解析ツールを導入して成功するための企画書/上司を説得できる企画資料の作り方講座#4

Web担当者Forumの記事です。このトピック(アクセス解析ツールの導入)に関しては、いつかちゃんとしたい記事を書こうと思っているのだが、なかなかまとまりきらず、現在に至っています。
この記事は自分が書きたかったことの一部を書いてくれたの紹介してみました。


個人的に導入に関して感じている点を箇条書きにしてみます。いずれちゃんと記事を書きます。



・無料で優秀なGoogleAnalyticsがあるので、まずはとにかくそれを導入して計測をしてみたほうがよい。


・使っていくうちに、サイトの課題(URL構造とか)、IT部門の課題(いかに連携をとっていくか)、スキルの問題(アクセス解析担当者の能力と教育手法)、時間の問題(どれくらいの時間アクセス解析に使えるか)、運用の手間(更新をどれくらいするのか、レポートをどれくらいの頻度で出すのか)といった課題が見えてくる。


・それらを解決するほうがアクセス解析を導入するよりよっぽと大変だし時間がかかる事がわかる。


・モバイルは大切だけど大変だよ。PCよりも全然大変だよ。仕様の理解と実装の難易度が高いです。というか、ツールを作る人も、ツールを使う人たちがモバイル世代じゃないのが一番問題なのかも。だから仕方がないけどいったん後回しにしてもよいかも(会社にとっての重要度にもよりますが)。とにかくモバイルは面倒だよ。


・課題が解決し、GoogleAnalyticsで物足りなくなったら初めて有料のアクセス解析ツールを検討する。


アクセス解析ツールは精緻な数字がとれるわけではないので、導入後は数字そのものに一喜一憂するより変化を見るべき。そもそも出てくる数字の定義自体が結構曖昧というか、なんというか(汗)


アクセス解析ツール同士の数字を比べることほど意味が無いことはありません。


・要件の90%はほとんどのツールで満たせます。残り10%はツール特有の機能で、この10%に対しての重要性を見極めるべきです。
 よくある、○×表みたいなものはあんまり意味がありません。(ほとんどが○がつくので)


・そして上記のような表に出てこない部分が、アクセス解析ベンダー(注:ツールではなくベンダー)を選ぶのにおいては非常に重要だし、本来は決定的な要素になるべきです。
 たとえば以下のような要素は○×表には出てきません。

 -安定的に計測出来るPV規模
 -問い合わせに対する返答スピードと精度
 -技術担当者のスキル
 -障害やトラブル時の対応の良さ(と、同じ失敗を繰り返さないための改善の実現)
 -ベンダーのコミュニケーション能力
 -現在ツールが抱えている課題
 -よく聞かれる問い合わせの内容
 -教育レベルの高さ
 -コンサルレベルの高さ


アクセス解析ツールのコストの妥当性を説明する事は不毛だし、現実感がありません。定量的な方向にはいかない事をオススメします。
 アクセス解析ツールが無いと、そもそも何も出来ないという認識をもってもらいましょう。サイトにとってのアクセス解析ツールは生活におけるライフライン(電気・水道等)と同じくらい重要です。
 なので、まずは無料でもいいから導入してみる事をオススメします。


・つまり、ぶっちゃけツールがどれがいい?なんていうのは大して重要じゃないよ*1ツールより大切なのはベンダー選びです。ツールだけで選ぶと後悔する事になりますよ。


・そして何より、アクセス解析に情熱を持っている人がいないと、入れてもただレポート出して終わりになっちゃうよ。


・どうやったら情熱がもてるか?という話だけど「アクセス解析担当者が評価される事」「分析した内容がちゃんとサイトに反映されるような体制が会社内にある事」というのが最低限は必要な要素かと思います。こういった状態になっている会社はそう多くないので、こういった調整も大変だよ。


・とにかく導入してからが本番。逆に言えば導入してみないとわからない事が多すぎです。



とりあえずぱっと思いついたものを列挙。


ここに書いた以外にも「サイト規模や会社規模による導入プランの違い」「ベンダーの見分け方」「IT部門との連携手法」「導入時にベンダーに聞くべき質問」「導入時に各関係者と握っておかないといけない事」「導入スケジュールの立て方」などいろいろあるので、いずれ紹介出来ればと思っています。

*1:本ブログを見ている、日々ツールに改善を加えている皆様には申し訳ございません。