2009年1月の注目セミナー

アクセス解析セミナーカレンダーを更新したので注目のセミナーをピックアップしてみました。

CSS Nite Vol.30 2009年1月15日(木)19:00〜20:30

株式会社 環 代表の江尻さん(「アクセス刑事」「シビラ」等をリリース、『稼ぐホームページ損するホームページ』執筆)の「アクセス解析の『それから』と『これから』」と、株式会社マグニカの鈴木さんの「クロスメディアアクセス解析最新事例 」の二つのセッションがアップルストア銀座で開催されます。前から気になっていたCSS Niteという事もあり参加してきます。
詳細:CSS Nite in Ginza, Vol.30(2009年1月15日開催)

次世代マーケティングセミナー 〜メール配信とサイト分析ソリューションの統合マーケティングの紹介〜 2009年1月21日(水) 14:30〜17:00

個人的な注目は 第3部 「ClickM@iler/SiteCatalyst Genesis連携紹介・デモ」です。アクセス解析データとその他のデータの連携に興味がある最近ですので、こちらも参加予定です。まぁ、会場が会社から歩いていける距離にあるというもあるのだが(笑)
詳細:次世代マーケティングセミナー


※セミナー情報、随時募集中です!アクセス解析や集客関連のセミナーを開催されている方いましたら、ぜひご一報ください。連絡先は右側のプロフィール写真をクリックしてご確認ください。




これだけだとあまりにもエントリーとして横着な感じなので(汗)ひとつ気になった記事に私見を。

直帰率は検索順位に関係するのか?

Confirmed: Bounce Rate is A Search Engine Ranking Factor」に、直帰率は検索順位に影響するという情報をGoogle Analyticsのデータを使って説明しています。この記事に言及している「直帰率は検索順位に関係するのか?」では、GoogleのJohnMu氏が以下のように否定したと紹介しています。

I can tell you for sure that anyone visiting your site a few dozen times and hitting the back button on their browser is not going to impact your site’s crawling, indexing, or ranking at Google. That wouldn’t make much sense and would be too easy to abuse :-).

“誰かがあなたのサイトに何十回も訪れてブラウザの戻るボタンを押したとしても、Googleのサイトのクローリング、インデックス、ランキングにはインパクトを与えないと断言できる。そんなことは意味がないだろうし、あまりにも簡単に悪用できてしまうだろう。”

ranking is a very complicated business and we take well over 200 factors into account to achieve it. It might appear that the back button is related to a change in ranking, but more likely it isn’t.

“ランキング付けというのは非常に複雑な仕組みで、それを実行するのに僕たちは200以上の要素を考慮している。バックボタンがランキングの変化に関係しているように見えなくもないけれど、それはないだろう。”


私自身は、直帰率は検索順位に影響を与えてはいけないし、そもそも影響を与える要素の一つとして取り扱っては今後もいけないと思います。
「1ページの中で満足して離脱した」というのと、「ページが自分が想定した内容と違って離脱した」では同じ直帰でも意味が変わってきます。これを同じとして取り扱うことはリスクが大きいのではないでしょうか?特に最近増えている動画系コンテンツなどは直帰率が高いでしょうし、ブログ関連の記事も(自分のサイトもそうですが)全体的に直帰が高い傾向になります。


ただ、この直帰という要素を滞在時間とあわせて考えられれば意味があるのではないかと思います。たとえば「5秒以内の直帰率」をもとに検索順位に影響を与えるとか。これだったら上記の問題も解決されそうだし、意味がありそうなものになりそうです。





もちろん直帰するページの滞在時間がほとんどのアクセス解析では取得できないという問題がありますが。。。