【秘書レポート】2016年5月11日(水)Web&デジタル マーケティング EXPO 【春】

<お知らせ>
この記事は移転しました。約5秒後に新記事へ移動します。
株式会社HAPPY ANALYTICS 公式サイトよりお読みください。

 

2016年5月11日(水)にWeb&デジタル マーケティング EXPO 【春】

にて小川が講演いたしましたので、内容を簡単にご報告させていただきます。

 

f:id:ryuka01:20160515174301j:plain

 

■イベント概要

このイベントは“日本最大のIT展”(※1)で、2日間で延べ8万人が来場し、総額約350億円(※2)もの商談を行う場です。日本各地や海外からの来場者も多く、まさに見本市といった印象のイベントでした。

 

そこで小川は、1日目の9時30分~10時30分という早い時間でのセミナーを担当いたしました。当日は朝から嵐のような強風で、「朝9時30分・場所はビックサイト・強風」という条件の中、本当に皆様いらっしゃるのかな?・・・と秘書は不安でした。しかし予想を裏切り、講義が始まる頃には満席、さらに会議室の後部に30脚ほどの追加席を準備することとなりました。(机をご用意できなかった皆様にはお詫び申し上げます。)

 

※1:プレスリリースより 

※2:2015年アンケートより

 

 

セミナーレポート

 

講演タイトル『アクセス解析をビジネス改善につなげるための5つの手法 ~使われないデータとレポートからの脱却~』

※このブログでは秘書が皆様と一緒に講義を受けた際の所感をお書きしていきます。実際の講義は5パートに分けて体系立った解説がなされております。

 

★「KPIは売上の構成要素を因数分解したもの」…ではない!

 

「KPIは売上の構成要素を因数分解したもの」ではなく、さらにそこから『計測可能で、具体的に施策が打てるもの、現実的に指標に影響を与えられそうなもの』という形で厳選して決めるもの。それを小川は「SMART(スマート)」という言葉の頭文字を使って5つのチェックポイントを詳細に説明いたしました。

 

…私も過去を振り返り、「あれはKPIじゃなかった!!」とか「イケてないKPIだったのかも」といろいろ思い当たる節がありました。ぜひ解析担当者だけではなく部署の上司にも聞いてほしいと思える内容でした。KPIは一度決めてしまうと変えづらいものだからこそ、設定は正しく行いたいものです。

 

 

★分析のポイントは、トレンドとセグメントの活用

 分析の基本的なポイントは以下2点。

 1.トレンドを活用する(傾向を見る、傾向から外れたものを見る)

 2.セグメントを活用する(データを分割してみてみる)

会場では実際に小川がGoogle Analyticsのグラフを皆様にお見せしての具体的な説明がありました。短いセミナーの中でも、講師と皆様が同じグラフを見て、どのように発想するかの違いを知ることができ、実用的な内容になったのではないかと思います。

 

 

★改善案がない?→ネタ帳を作れ!

 「分析して、課題は見えたけど、改善案が出ない。」…う~ん、思い当たります。

小川のアドバイスで面白かったのが「ネタ帳を作っている」という話でした。日々良いと思ったサイトのスクリーンショットを撮影しておくのだそうです。会場では小川のネタ帳も一部公開されました。

 

他にも実際に小川が改善したサイトでの改善事例の説明がありました。ある改善策によってメルマガからの売り上げが「半年間で55万から453万円になった!」という例もあり、必聴の内容でした。

 

 

講演後には、質問の挙手も自発的に挙がりました。皆様サイト運営に対して具体的な課題を持っていらっしゃり、積極的にセミナーに参加しておられる様子が垣間見えました。

 

f:id:ryuka01:20160515174904j:plain

 

以上、簡単ですが、セミナーの様子をご報告させていただきました。

 

今回参加できなった方や、より小川のセミナーを聞いてみたいという方は、直近で参加可能なイベントを予告していく予定ですので、ぜひブログを引き続きチェックしていただき、エントリーしてみてください。

 

セミナーの内容は、小川がCAOを務めております UNCOVER TRUTH社の公式ブログにも掲載されております。ぜひ参考にしてみてください。

 

userdive.com

 

最新のウェブ解析トレンドをチェックしにいこう!「Adobe Summit 2016報告会」を5月31日に開催決定

<お知らせ>
この記事は移転しました。約5秒後に新記事へ移動します。
株式会社HAPPY ANALYTICS 公式サイトよりお読みください。

 

毎年米国で行われている、Adobe Summit。ここでは数日にわたり、Adobeのデジタルマーケティングに関連するセミナーやイベントなどが行われます。

 

 

summit.adobe.com

 

今年も2016年3月に開催された「Adobe Summit 2016」の報告会イベントを行います。実際にAdobe Summit に参加された方が感じたことや、持ち帰ってきたいただいたものを披露いただきます。またAdobe の方にもご登壇いただき、直接Summitの様子についてお話をしていただく予定です。

 

こちらのイベントは世界初のAdobe Analyticsユーザー会「eVar7」によって開催されます(私自身、去年末まで代表を務めており、今は幹事として参加しております)。

 

Adobe Summit 報告会はeVar7のイベントの中でも人気のイベントです!ぜひ、興味がありましたら以下内容をご確認の上、参加申し込みいただければ幸いです。5月9日時点で定員50名の半分くらいが埋まっている状況となります。

 

はじめてのラスベガス開催のAdobe Summit 2016。現地の写真や情報満載でお届けいたします!

 

★eVar7会員の方じゃなくても参加可能です!

 

=======================

eVar7 Adobe Summit 2016報告会

 

●開催日時
2016年05月31日(火)19時~22時
※受付開始18時半

 

●会場
 株式会社 UNCOVER TRUTH@東京オペラシティ24F

 

●参加費 4000円(軽食含む)
当日、受付にてお支払いください。
希望者には当日、領収書を発行させていただきます。

 

●スケジュール
現在調整中 複数名による発表 及び 懇親会を予定しております。

決まり次第、随時更新して参ります。

 

●お申込み

goo.gl

こちらのフォームからお申し込みをお願い致します。

 

★発表者を募集しております

 今年も、発表者を募集しております!

Adobe Summit 2016に参加された方で、サミットでの気づきや共有したい講演内容などを発表したいただけますでしょうか。

 

・1人あたり10分~15分程度を予定しております(それ以上の時間が必要な場合は仰ってください)

 ・薄謝をご用意させていただきます

 ・応募多数の場合は、全員が発表出来るとは限りません

 

興味ございます方は、応募フォームにてご記入いただければ、
eVar7幹事より改めてご連絡をさせていただきます。

【弟子より】2016年4月21日(木)アナリティクスサミット2016 に参加して

読者の皆さま初めまして、飯村と申します。

現在、小川の弟子として活動させて頂いております。

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

2016年4月21日(木)に開催された

アナリティクスサミット2016「成果に向かって速度を上げよ」

に参加させて頂きましたので、特に印象に残った講演をご紹介していきたいと思います!当日の講演は以下の通りでした。

 

 

 1. パナソニックの会員サイト CLUB PanasonicのCRM戦略について

 2. 急がばまわれ データ統合・活用の壁を乗り越える本当に大切なポイント

 3. Googleアナリティクス360とA/Bテストツールで行う “分析→改善” 次の一手

 4. データ分析発展のステップ データドリブン組織のつくりかた

 5. TSUTAYA ユーザー分析の推進 組織の縦と横、どう結びつけるか?

 6. 分散データを楽々統合。業務コスト削減と組織を変えるビジネスダッシュボード

 7. マーケティングオートメーションによる部門の壁を超えた顧客シナリオの実現

 8. 数値ではなく「気持ち」を変えるためのコンセプトダイアグラム分析&活用事例

 

 

ワタクシ、当日は午前中仕事だったため、ランチセッションからの参加となりました(泣)アタマから参加できなかったことが残念でした(泣)

 

◆アナリティクスサミット2016について

 

f:id:ryuka01:20160506203549j:plain

今年のテーマは「成果に向かって速度を上げよ」です。

今年も、マーケティング部門、データ分析部門の第一人者にご登壇いただき、現場の生の声をお伝えしていきます。データ統合、CRMデータとウェブの連携、マーケティング・オートメーションなどが進む中、改善に向けてビジネスインパクトのある成果を出すにはいったい何が鍵なのか? 組織とそのコミュニケーションはどうあるべきなのか?

アナリティクスが本格化する中、本音のビジネス事例を共有し、今後の方向性をご一緒に考える丸1日のイベントです。

 

 

セッション5「TSUTAYA ユーザー分析の推進 組織の縦と横、どう結びつけるか?」

 

講演者

株式会社TSUTAYAネットカンパニー

マーケティング本部 サービス基盤推進ユニット ユニット長

大畠 崇央 様

 

感想

プレゼンを始める前に、聞きたい内容を参加者がTwitter投票で行い、

一番投票が多かった内容をプレゼンするというスタイルがとても斬新で、

インパクトがありました(笑)

 

「上司が何を考えているかわからない」「上司に言いたい事が伝わらない」というケースは、読者の皆様におかれましても、職場で頻繁に実感する問題だと思います。

組織内のコミュニケーションは、思ったほどうまくいっていないのが現実ではないでしょうか。

 

大畠様は上記のような問題を、相手の文脈に沿って語る事が重要だと説明されていました。

 

エグゼクティブに解析結果をプレゼンする際には「決断をしてもらうためのストーリー」を語る事に注力するそうです。

 

エグゼクティブが興味あることは、解析内容の詳細ではなく、

「儲かるのか、儲からないのか」の二択であり、儲かるのであればその根拠を聞きたいのです。

 

例えば、

「ある事業では、CV率が長野県ではすごく高いが、三重県ではすごく低い」という結果を得られたとします。

そのような場合、地域別に詳細な分析を行い、ボトルネックや成功要因を特定して、次の一手を打っていく。徹底的にエグゼクティブの文脈からこぼれ落ちないように、です。

 

このように分かりやすい事例を交えて進行していきました。

 

大畠様のプレゼンは、社内コミュニケーションについてのお話しが中心であったため、とても身近に感じることができ、とても楽しめました!

 

 

セッション7「マーケティングオートメーションによる部門の壁を超えた顧客シナリオの実現」

 

講演者

株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン

お客様体験デザイン本部 エンゲージメント推進部 CRM推進チーム

マネジャー

大山 公一 様

 

感想

最近、ゴルフを始めたばかりので、個人的にものすごく興味深く講演を聞かせて頂きました(笑)

 

ゴルフダイジェスト・オンライン(通称GDO)は、

ゴルフメディアを扱っている日本最大級規模のゴルフ総合ポータルサイトです。

www.golfdigest.co.jp

 

大山様の講演で特に印象に残ったのは、

メールチャネルでのCV数についての説明でした。

 

以前までは、メルマガを大量配信していたそうなのですが、これが仇となり会員様からスルーされメールを見られなくなってしまったそうです。

 

そのような状況下において、どのように会員様と向き合えばいいのか、

顧客視点に立ったコミュニケーションシナリオを考え抜いたと大山様は仰っていました。

 

そこで配信数を従来より64%に削減したところ、開封率が175%、クリック率が134%など軒並み良い成績を得られたそうです。

 

これは一概に配信数を減らしただけでは達成できないことだと思います。

洗練させたCRMを行ったからこそ得られた結果だと感じました。

 

「WEBに限らず、サービスやプロダクトを世の中に提供している企業、担当者は本当に顧客視点に立って仕事をしているのか?」

 

このようなことを大山様に投げかけられているような気がしたので、気が引き締まった次第です(笑)

 

 

セッション8:数値ではなく「気持ち」を変えるためのコンセプトダイアグラム分析&活用事例

 

f:id:ryuka01:20160506203731j:plain

講演者

   小川 卓

    ×

株式会社クレディセゾン

メディアプランニング部 部長

吉岡 佐江子 様

 

感想

トリを飾るのは、マイボス小川。

本講演は吉岡様とのパネルディスカッションでした。

 

株式会社クレディセゾン様は、永久不滅.comを運営しております。

 

www.a-q-f.com

 

今回このサイトのリニューアルを小川と共に取り組み、その改善事例を紹介するという形

となりました。

 

永久不滅.comは当初、小川から企業側目線のサイトだと指摘されたそうです。

これはどうゆうことなのか。

 

「顧客目線を無視したサイト」ということです。

 

吉岡様は、「そもそも永久不滅.comに来るお客様は、永久不滅.comのサービスについて知っている・理解している」と思い込んでいたらしく、ユーザーのことを理解せずにサイト運営をしていたそうです。

 

そこで、小川はコンセプトダイアグラムを活用して、ユーザー理解に励み、ユーザーは何のコンテンツを見て、どのようにお問い合わせまで来るのかをひたすら、抽出していったそうです。

結果、ユーザーの行動や気持ちが明確になったので、ユーザー視点に立ったKPIを設定することになりました。

 

小川のプレゼンを通して、単にPVを増やすだけではダメで、ユーザーの気持ちに立脚したKPI設計こそが最重要だと気づかされました。

 

 

終わりに

 今回、ご紹介させて頂いた講演者様以外のセッションも、とても面白く且つ刺激的なお話となっていました。

 

個々の発表から得られるものはたくさんありましたので、今後の業務に活かしていきたいと思います。

 

実務から得られた経験の共有の場がアナリティクスサミットの本質です。

 

今年参加できなかった方は、来年ぜひご参加ください!!

 

会員登録などはこちらから↓

a2i.jp